ステークホルダとは?
ステークホルダとは、プロジェクトの意思決定・活動・成果に影響を与える、または影響を受ける個人・グループ・組織。スポンサ、PM、チームメンバ、利用部門、運用部門、外部委託先、規制当局、エンドユーザなどが含まれる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では14回出題されています(2016年度〜2025年度)。
すてーくほるだ
ステークホルダの意味
プロジェクトの意思決定・活動・成果に影響を与える、または影響を受ける個人・グループ・組織。スポンサ、PM、チームメンバ、利用部門、運用部門、外部委託先、規制当局、エンドユーザなどが含まれる。
ステークホルダの具体例
プロジェクトスポンサ、プロジェクトマネージャ、PMO、プロジェクトチームは、いずれも当該プロジェクトのステークホルダに含まれる。
ステークホルダは試験でどう引っ掛けられる?
「プロジェクトに反対している人」や「間接的に影響を受けるだけの人」もステークホルダ。好意的な人だけを指すのではない。
ステークホルダと関連する用語
ステークホルダが出た過去問
プロジェクトのリスクを,デルファイ法を利用して抽出しているものはどれか。
正解:複数のお互いに関係がないステークホルダやプロジェクトマネージャにアンケートを行い,その結果を要約する。さらに,要約結果を用いてアンケートを行い,結果を要約することを繰り返してリスクをまとめる。
要点:デルファイ法は匿名アンケートの反復で専門家の意見を収束させる
デルファイ法は、複数の専門家に匿名で個別にアンケートを行い、その集計結果を回答者へ戻して再びアンケートを行う、という手順を繰り返して意見を収束させる技法である。専門家同士を対面させないため、声の大きい人や権威者に引きずられるバイアスを避けられる点が特徴である。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問13(IPA)PMBOKガイド第5版によれば,組織のプロセス資産に分類されるものはどれか。
正解:課題と欠陥のマネジメントの手順
要点:手順や過去実績はプロセス資産、文化や設備は環境要因
組織のプロセス資産とは、その組織が蓄積してきた計画・プロセス・方針・手順や、過去の教訓・実績情報などのことで、プロジェクトで再利用できる。課題や欠陥をどう扱うかを定めた手順書はまさにこの蓄積された手順に当たる。一方、組織文化や体制、インフラ、ステークホルダのリスク許容度は環境要因に分類される。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問2(IPA)あるプロジェクトのステークホルダとして、プロジェクトスポンサ、プロジェクトマネージャ、プロジェクトマネジメントオフィス及びプロジェクトマネジメントチームが存在す…
正解:プロジェクトマネジメントオフィス
要点:PMOは組織横断で標準化・教育・計画支援・監視を担う
JIS Q 21500におけるプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)は、個別プロジェクトを直接指揮するのではなく、組織横断的な支援を担う組織体である。標準的な手法や様式の整備、要員への教育訓練、計画策定の支援、複数プロジェクトの監視・報告などがその典型的な役割にあたる。個々のプロジェクトの日々の指揮はプロジェクトマネージャ、経営的な承認や資源提供はプロジェクトスポンサの役割であり、区別して覚える。
出典:令和1年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問1(IPA)PMBOKガイド 第6版によれば、“ステークホルダー・エンゲージメントのマネジメント”で行う活動はどれか。
正解:交渉やコミュニケーションを通してステークホルダーの期待をマネジメントする。
要点:エンゲージメントのマネジメントは実行段階で期待に働きかける
ステークホルダー・エンゲージメントのマネジメントは実行プロセス群に属し、ステークホルダーとコミュニケーションを取り、期待に働きかけ、懸念や課題に対処してプロジェクトへの適切な関与を促す活動である。分析や分類、計画づくりは計画プロセス群の側の活動であり、実行段階の活動と混同しないことが要点である。
出典:令和1年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問7(IPA)JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロセス“コミュニケーションの計画”の目的はどれか。
正解:プロジェクトのステークホルダの情報及びコミュニケーションのニーズを決定すること
要点:コミュニケーションの計画は必要な情報とニーズを決める段階
コミュニケーションの計画は計画プロセス群に属し、誰がどのような情報をいつどの形式で必要とするのかを洗い出して決めることを目的とする。実際に情報を配布するのは情報の配布、ニーズの充足状況を監視して問題に対処するのはコミュニケーションの管理であり、計画段階の目的と実行・管理段階の目的を取り違えないことが要点である。
出典:令和2年度 10月 プロジェクトマネージャ試験 am2 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。