DNSラウンドロビンとは?でぃーえぬえすらうんどろびん
DNSラウンドロビンとは、1つの名前に複数のIPアドレスを登録し、問合せに対して回答するアドレスの並び順を毎回入れ替えることで接続先を分散させる手法。DNSの設定だけで実現でき専用装置が要らない一方、サーバの生死を確認していないため、停止中のサーバのアドレスも回答され続ける。
最終更新:2026-10-06
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負荷分散装置は経路上に置いて生死監視やセッション維持まで行える代わりに、機器の費用と、その機器自体を冗長化する手間が付いてくる。名前解決の段階でアドレスを配り分ければ、追加費用なしに接続先を散らせる。ただしDNSは本来、名前とアドレスの対応を答える仕組みであって、サーバの負荷も状態も知らない。安く済ませる代わりに状態に応じた制御は諦める、という割り切りの上に成り立つ。
具体例
3台のWebサーバを登録しても、実際の分散は問合せ元の分布に左右される。企業内のように多数の端末が1台のキャッシュサーバを共有する環境では、TTLの間は同じ順序が使い回されるため、社員が同じサーバへまとまって寄る偏りが起きる。
試験での引っ掛け
「冗長構成になる」と読むと誤る。障害時に自動で切り離す機能はないため、1台停止すればその割合の利用者が接続に失敗し続ける。TTLを極端に短くして切替を速める運用は、権威サーバへの問合せ量を増やすという副作用を伴う。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)解説で登場
DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることも、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることもできる。
要点:DNSのホスト名とIPアドレスは多対多で対応できる
DNSでは、1つのホスト名に複数のAレコードを登録して複数のIPアドレスを対応させることができ(DNSラウンドロビンなど)、逆に複数のホスト名へ同じIPアドレスを対応させることもできる(1台のサーバでの複数サイト運用など)。対応関係は多対多で構わない。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)解説で登場
DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることも、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることもできる。
要点:DNSのホスト名とIPアドレスの対応は多対多に設定できる
DNSではホスト名とIPアドレスの対応は多対多に設定できる。1つのホスト名に複数のAレコードを登録すれば負荷分散(DNSラウンドロビン)ができ、逆に複数のホスト名に同じIPアドレスを割り当てれば1台のサーバで複数サイトを運用できる(バーチャルホスト)。したがって対応は1対1に限られない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。