ビューとは?びゅー
ビューとは、実表に対する問合せ(SELECT文)に名前を付け、あたかも一つの表であるかのように参照できるようにした仮想の表。実データは持たず、参照するたびに定義された問合せが実行される。利用者に必要な列・行だけを見せられるため、アクセス権と組み合わせた情報の絞り込みにも使う。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
一つの実表を全部門で共有すると給与や個人情報まで見えてしまい、かといって部門ごとに表を複製すると更新の食い違いが起きる。実データは一か所に保ったまま、利用者ごとに見える範囲と見え方だけを変える仕組みとして用意されたのがビューである。午前I(科目A-1)ではデータベースが専門でない受験者にも出るため、更新できるビューとできないビューの区別という、定義から論理的に導ける論点が問われる。
具体例
PostgreSQLやMySQLではCREATE VIEWで定義でき、Oracle Databaseには結果を実体として保持して高速化するマテリアライズドビューもある。人事の実表から所属と氏名だけを取り出したビューを作れば、給与額を隠したまま社員名簿として参照させられる。列名は基となる表と別の名前で定義できる。
試験での引っ掛け
集約関数・DISTINCT・GROUP BYを含むビューのように、更新後の行が元の表のどの行に対応するか一意に定まらないものは更新できない。またビューは定義であって複製ではないため、元の表が変われば見える内容も変わる(マテリアライズドビューだけが例外)。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成30年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)
出典:平成30年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問19(IPA)解説で登場
JIS Q 20000-1:2012(サービスマネジメントシステム要求事項)は、サービスマネジメントシステム(以下、SMSという)及びサービスのあらゆる場面でP…
正解:サービスの設計、移行、提供及び改善のためにSMSを導入し、運用する。
要点:SMSのDoはSMSを導入し運用する段階
JIS Q 20000-1におけるPDCAでは、Planは「SMSを確立・文書化・合意すること」、Doは「サービスの設計・移行・提供・改善のためにSMSを導入し運用すること」、Checkは「監視・測定・レビューして報告すること」、Actは「継続的改善のための処置を実施すること」に対応する。
出典:令和元年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問16(IPA)
作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとしてレビューを主導する役割を受け持つこと、並びに公式な記録及び分析を行うことが特徴のレビュー技法はどれか。
正解:インスペクション
要点:インスペクションはモデレータ主導の最も公式なレビュー
インスペクションは、あらかじめ役割を決めた参加者が集まり、作成者以外のモデレータが進行を主導して行う最も公式度の高いレビュー技法である。事前に資料を配って準備したうえで会議を開き、指摘事項を公式に記録・分類して分析し、是正の完了までを追跡する点が特徴である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 3. データ操作 > (2) データベース言語に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。