デフォルトゲートウェイとは?デフォルトゲートウェイ
デフォルトゲートウェイは、パソコンなどの機器が、自分の属するネットワークの外に宛先がある通信を行うときに、最初に送り出す先として指定するルータ(ネットワークどうしをつなぎ、宛先へ転送する機器)などのことである。社内LANの中だけで通信が完結する場合は使わない。インターネット上のWebサイトにアクセスするなど外部と通信する場合は、まずデフォルトゲートウェイにデータの小包(パケット)を送り、そこから宛先に向けて転送してもらう。パソコンのネットワーク設定で、IPアドレスや、IPアドレスのどこまでがネットワークを表すかを示す値(サブネットマスク)と合わせて設定する基本項目の一つである。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
インターネットにはとても多くのネットワークがつながっていて、パソコン1台ずつにすべての行き先の道順を覚えさせることはできない。そこで、自分のネットワーク内の宛先は自分で届け、それ以外はひとまず出口の機器に預けるという決まりにした。パソコンは出口の場所さえ知っていれば、どこへでも通信を始められる。
具体例
社内LANにつながったパソコンが外部のWebサイトを見るとき、まず設定されたデフォルトゲートウェイ(社内のルータ)にデータの小包(パケット)を送り、そこからインターネットへ転送される。
試験での引っ掛け
デフォルトゲートウェイの設定を誤ると、社内の機器同士の通信はできても、インターネットなど外部ネットワークとの通信だけができなくなるという症状が出やすい。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問49(IPA)
あるネットワークに属するPCが、別のネットワークに属するサーバにデータを送信するとき、経路情報が必要である。PCが送信相手のサーバに対する特定の経路情報をもって…
正解:デフォルトゲートウェイ
要点:デフォルトゲートウェイは経路不明な通信の既定の出口
デフォルトゲートウェイは、自分が属するネットワークの外へ出ていく通信を任せる出口の役割を担う機器(通常はルータ)である。宛先への具体的な経路情報を持たない場合、パケットはひとまずここへ送られ、その先で適切に転送される。PCの設定でIPアドレスやサブネットマスクと並んで指定する項目でもある。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問64(IPA)
オフィスや家庭内のネットワークからインターネットなどの他のネットワークへアクセスするときに,他のネットワークへの出入り口の役割を果たすものはどれか。
正解:デフォルトゲートウェイ
要点:外部ネットへの出口はデフォルトゲートウェイ
デフォルトゲートウェイは、自分のネットワーク内に宛先が見つからない通信をまとめて転送する先で、外部ネットワークへの出入り口の役割を担う。家庭やオフィスでは通常ルータがこの役割を果たす。ハブやリピータは同一ネットワーク内で信号を中継する装置である。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問78(IPA)
ハブとルータを使用してPC1〜4が相互に通信できるように構成したTCP/IPネットワークがある。ルータの各ポートに設定したIPアドレスが図のとおりであるとき、P…
正解:192.168.1.1
要点:デフォルトゲートウェイは自分と同じLAN側のルータのアドレス
デフォルトゲートウェイには、自分と同じネットワークに属するルータのポートのIPアドレスを設定する。PC1はLAN1に接続されているため、LAN1側のルータポートである192.168.1.1を指定する。192.168.2.1はLAN2側のポート、192.168.5.1と192.168.5.2はルータどうしを結ぶ区間のアドレスであり、PC1から直接指定するものではない。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 58. ネットワーク方式 > (2) ネットワークの構成要素に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。