NTPとは?
NTPは、ネットワークに接続された機器の時刻を、正確な標準時刻に自動的に同期させるための通信プロトコルである。サーバーやパソコン、ネットワーク機器の内蔵時計は放っておくと少しずつずれてしまうが、NTPサーバーに定期的に問い合わせることで正しい時刻に補正できる。企業のシステムでは、複数のサーバーやログの時刻がずれていると障害発生時の原因調査やログの突き合わせが困難になるため、社内のすべての機器の時刻をNTPで統一しておくことが運用管理上重要とされている。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2013年度〜2019年度)。
エヌティーピー
NTPの意味
NTPは、ネットワークに接続された機器の時刻を、正確な標準時刻に自動的に同期させるための通信プロトコルである。サーバーやパソコン、ネットワーク機器の内蔵時計は放っておくと少しずつずれてしまうが、NTPサーバーに定期的に問い合わせることで正しい時刻に補正できる。企業のシステムでは、複数のサーバーやログの時刻がずれていると障害発生時の原因調査やログの突き合わせが困難になるため、社内のすべての機器の時刻をNTPで統一しておくことが運用管理上重要とされている。
NTPの具体例
企業の情報システム部門が、社内の全サーバーとPCを同じNTPサーバーに同期させ、ログの時刻を揃えてトラブル対応をしやすくする。
NTPは試験でどう引っ掛けられる?
NTPは時刻を「合わせる」プロトコルであり、DHCPのようにIPアドレスなど他の設定情報を配布する仕組みとは役割が異なる点に注意する。
NTPと関連する用語
NTPが出た過去問
通信プロトコルの説明のうち、適切なものはどれか。
正解:FTPはファイル転送のプロトコルである。
要点:FTPは転送、DHCPは設定配布、NTPは時刻同期、POPは受信
FTPはファイルを転送するためのプロトコルである。DHCPはIPアドレスなどの設定情報をサーバから自動取得する仕組み、NTPは時刻を同期させるプロトコル、POPはメールサーバから受信箱のメールを取り出すプロトコルで、送信にはSMTPを用いる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問65(IPA)PCがネットワークに接続されたときにIPアドレスを自動的に取得するために使用されるプロトコルはどれか。
正解:DHCP
要点:IPアドレスの自動割当てはDHCP
DHCPは、ネットワークに接続した機器に対してIPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどの設定を自動で配布するプロトコルである。手作業での設定が不要になり、アドレスの重複も避けられる。HTTPはWebの通信、NTPは時刻合わせ、SMTPはメール送信のためのプロトコルである。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問58(IPA)コンピュータの内部時計を、基準になる時刻情報をもつサーバとネットワークを介して同期させるときに用いられるプロトコルはどれか。
正解:NTP
要点:サーバと時刻を合わせるプロトコルはNTP
複数の機器の時計がずれていると、ログの時系列比較や証明書の有効期限判定、認証の仕組みに支障が出る。そのため、正確な時刻を持つサーバに問い合わせて自分の時計を合わせる専用の手順が用いられる。通信の遅延を考慮して補正する仕組みを備えている点が特徴である。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問88(IPA)NTPの利用によって実現できることとして、適切なものはどれか。
正解:PCやサーバなどの時刻合わせ
要点:NTPはネットワーク越しに機器の時刻を同期する
NTPは、ネットワークを介して機器の時刻を基準となる時刻源に合わせるためのプロトコルである。機器間で時刻がそろっていると、ログの前後関係の追跡や証跡の突き合わせが正しく行える。
出典:令和1年度 秋期 ITパスポート試験 問94(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。