DHCPとは?でぃーえいちしーぴー
略語の意味
DHCP=Dynamic Host Configuration Protocol
ネットワークにつないだ機器に、ネットワーク上の住所にあたる番号(IP アドレス)などの設定を自動で配る約束ごと
- Dynamic
- その都度変わる・自動の
- Host
- ネットワークにつながった機器
- Configuration
- 設定
- Protocol
- 通信の約束ごと
DHCPとは、ネットワークに接続した機器に対して、IPアドレス(ネットワーク上の住所にあたる番号)などの設定情報を自動的に割り当てるプロトコル(通信の約束ごと)で、Dynamic Host Configuration Protocolの略。利用者が手動で設定しなくても、機器をネットワークにつなぐだけで通信できるようになる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
ネットワークにつなぐ機器ごとにIPアドレスなどを人が入力していると、入力ミスで通信できなくなったり、同じ番号を2台に付けて衝突させたりする。機器が増えるほど管理が追いつかないため、つなぐだけで空いている番号を貸し出す仕組みが作られた。利用者は設定を意識せずに使い始められる。
具体例
自宅にスマートフォンを持ち込みWi-Fiに接続すると、DHCPサーバ(多くはルータが兼ねる)が自動的に、空いているプライベートIPアドレス(家庭や社内の中だけで使う住所)を割り当ててくれる。
試験での引っ掛け
IPアドレスを自動で貸し出すのがDHCP、ドメイン名とIPアドレスを対応づけるのがDNSで、この2つの混同が最大の落とし穴。DHCPで借りたアドレスは接続し直すと変わりうるため、サーバ機には固定アドレスを使う。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問79(IPA)
DHCPサーバを導入したLANに、DHCPから自動的に情報を取得するように設定したPCを接続するとき、PCに設定される情報として適切なものはどれか。
正解:IPアドレス
要点:DHCPはIPアドレスなど通信設定を自動配布する
DHCPは、ネットワークに接続した機器へIPアドレスなどの通信設定を自動的に割り当てる仕組みである。IPアドレスのほか、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスといったネットワーク設定を配布する。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問58(IPA)
PCがネットワークに接続されたときにIPアドレスを自動的に取得するために使用されるプロトコルはどれか。
正解:DHCP
要点:IPアドレスの自動割当てはDHCP
DHCPは、ネットワークに接続した機器に対してIPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどの設定を自動で配布するプロトコルである。手作業での設定が不要になり、アドレスの重複も避けられる。HTTPはWebの通信、NTPは時刻合わせ、SMTPはメール送信のためのプロトコルである。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 59. 通信プロトコル > (2) 通信プロトコルに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。