プロトコルとは?
プロトコルとは、コンピュータ同士が通信するときの手順やデータ形式を定めた共通の約束事(規約)。異なるメーカーの機器同士でも、同じプロトコルに従えば通信できる。
ITパスポートの過去問では53回出題されています(2009年度〜2026年度)。
ぷろとこる
プロトコルの意味
コンピュータ同士が通信するときの手順やデータ形式を定めた共通の約束事(規約)。異なるメーカーの機器同士でも、同じプロトコルに従えば通信できる。
プロトコルの具体例
Webページの閲覧にはHTTP(またはHTTPS)、メールの送信にはSMTP、ファイル転送にはFTPなど、用途ごとに異なるプロトコルが定められている。
プロトコルは試験でどう引っ掛けられる?
機器やソフトの名前ではなく「約束事」そのもの。1つの通信で役割の違うプロトコルが同時に重なって働く(Web閲覧はHTTPとTCPとIP)。「メーカーが同じでないと通信できない」とする説明は逆で、規約が同じなら通信できる。
プロトコルと関連する用語
プロトコルが出た過去問
インターネットのプロトコルで使用されるポート番号の説明として、適切なものはどれか。
正解:ファイル転送や電子メールなどのアプリケーションごとの情報の出入口を示す値
要点:ポート番号はアプリケーションごとの通信の出入口を示す
ポート番号は、同じコンピュータ上で動く複数の通信を区別するための16ビットの番号で、どのアプリケーションへ渡すデータかを示す。相手のコンピュータを特定するのがIPアドレス、その中のどの窓口かを示すのがポート番号という役割分担になる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問55(IPA)図のメールの送受信で利用されるプロトコルの組合せとして、適切なものはどれか。
正解:①SMTP ②POP3 ③SMTP
要点:メールは送信・転送がSMTP、取り出しがPOP3
メールの送信と、サーバ間での転送にはSMTPが用いられ、利用者がサーバに届いたメールを取り出す受信の場面ではPOP3などが用いられる。したがって①の送信と③の転送がSMTP、②の受信がPOP3という組合せになる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問69(IPA)PC間で電子メールを送受信する場合に、それぞれのPCとメールサーバとのやり取りで利用される通信プロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:PCから送信するときはSMTPが利用され、受信するときはPOPが利用される。
要点:送信はSMTP、受信はPOP(またはIMAP)
電子メールでは、PCからメールサーバへ送り出すときと、サーバ間で転送するときにSMTPが使われる。一方、自分宛てに届いたメールをサーバから取り出すときにはPOP(POP3)やIMAPが使われる。送信=SMTP、受信=POPと対応付けて覚えるとよい。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問75(IPA)HTMLに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:Webページを記述するための言語であり、タグによって文書の論理構造などを表現する。
要点:HTMLはタグで文書構造を表すWebページ記述言語
HTMLはWebページを記述するためのマークアップ言語で、見出しや段落、リンクなどをタグで囲むことによって文書の論理構造や体裁を表現する。SGMLを簡略化して生まれた言語であり、XMLもSGMLを起源とする別系統である。Webページの転送に使われるのはHTTPで、FTPはファイル転送用のプロトコルである。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問83(IPA)インターネットでは、通信プロトコルとして使用されてきたIPv4以外にもIPv6が使用され始めている。IPv6の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスのビット長がIPv4の4倍あり、心配されていたIPアドレスの枯渇が回避できる。
要点:IPv6のアドレスは128ビットで枯渇問題に対応
IPv4のアドレスは32ビット、IPv6のアドレスは128ビットで、ビット長は4倍になる。表現できるアドレス数が桁違いに増えるため、IPv4アドレスの枯渇問題への対策となる。IPv6は暗号化・認証の機能(IPsec)を前提に設計されており、移行期にはIPv4との共存技術も用意されている。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。