サブネットマスクとは?
サブネットマスクとは、IPアドレスを「ネットワークを識別する部分」と「そのネットワーク内の機器を識別する部分」に区切るための数値。同じネットワークに属する機器かどうかを判定するために使う。
ITパスポートの過去問では6回出題されています(2014年度〜2023年度)。
さぶねっとますく
サブネットマスクの意味
IPアドレスを「ネットワークを識別する部分」と「そのネットワーク内の機器を識別する部分」に区切るための数値。同じネットワークに属する機器かどうかを判定するために使う。
サブネットマスクの具体例
IPアドレス「192.168.1.10」にサブネットマスク「255.255.255.0」を適用すると、「192.168.1.」までがネットワーク部、末尾の「10」が機器を表すホスト部と判定できる。
サブネットマスクは試験でどう引っ掛けられる?
IPアドレスそのものではなく、その区切り位置を示す値。2進数で1が並ぶ側がネットワーク部、0の側がホスト部。「マスク=通信を遮断する仕組み」ではない。同じネットワークかどうかの判定に使う点を押さえる。
サブネットマスクと関連する用語
サブネットマスクが出た過去問
DHCPサーバを導入したLANに、DHCPから自動的に情報を取得するように設定したPCを接続するとき、PCに設定される情報として適切なものはどれか。
正解:IPアドレス
要点:DHCPはIPアドレスなど通信設定を自動配布する
DHCPは、ネットワークに接続した機器へIPアドレスなどの通信設定を自動的に割り当てる仕組みである。IPアドレスのほか、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスといったネットワーク設定を配布する。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問79(IPA)PCがネットワークに接続されたときにIPアドレスを自動的に取得するために使用されるプロトコルはどれか。
正解:DHCP
要点:IPアドレスの自動割当てはDHCP
DHCPは、ネットワークに接続した機器に対してIPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどの設定を自動で配布するプロトコルである。手作業での設定が不要になり、アドレスの重複も避けられる。HTTPはWebの通信、NTPは時刻合わせ、SMTPはメール送信のためのプロトコルである。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問58(IPA)あるネットワークに属するPCが、別のネットワークに属するサーバにデータを送信するとき、経路情報が必要である。PCが送信相手のサーバに対する特定の経路情報をもって…
正解:デフォルトゲートウェイ
要点:デフォルトゲートウェイは経路不明な通信の既定の出口
デフォルトゲートウェイは、自分が属するネットワークの外へ出ていく通信を任せる出口の役割を担う機器(通常はルータ)である。宛先への具体的な経路情報を持たない場合、パケットはひとまずここへ送られ、その先で適切に転送される。PCの設定でIPアドレスやサブネットマスクと並んで指定する項目でもある。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問49(IPA)サブネットマスクの役割として、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスに含まれるネットワークアドレスと、そのネットワークに属する個々のコンピュータのホストアドレスを区分する。
要点:サブネットマスクはネットワーク部とホスト部の境目を示す
IPアドレスは前半のネットワークアドレス部と後半のホストアドレス部から成り、その境目を示すのがサブネットマスクである。マスクのビットが1の部分がネットワーク部、0の部分がホスト部を表す。IPアドレスからMACアドレスを求めるのはARP、プライベートとグローバルの対応付けはNAT、ドメイン名とIPアドレスの対応付けはDNSが担う。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問70(IPA)サブネットマスクの用法に関する説明として、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスのネットワークアドレス部とホストアドレス部の境界を示すのに用いる。
要点:サブネットマスクはネットワーク部とホスト部の境界を示す
サブネットマスクは、IPアドレスの何ビット目までをネットワークアドレス部とみなすかを示す値で、1が並ぶ部分がネットワーク部、0の部分がホスト部を表す。これによりひとつのアドレス空間を複数のサブネットに分割し、境界を機器に認識させることができる。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問97(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。