MACアドレスとは?まっくあどれす
MACアドレスとは、LANカードや無線LAN機器などのネットワーク機器に、製造の時点で1つずつ割り当てられる、世界で重複しない識別番号。機器そのものに固定された物理的な番号で、同じLANの中で相手の機器を指定するために使われる。あとから設定で決める論理的な住所であるIPアドレスとは役割が異なる。
最終更新:2026-10-10
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同じLANにつながった機器へデータを届けるには、機器を一意に指し示す名前が要る。ところが利用者が設定する番号では、重複や設定ミスで通信が届かなくなる。そこで製造の段階で世界中と重ならない番号を機器に焼き付け、設定をしなくても必ず区別できるようにした。ITパスポートでは、IPアドレスとの違いや無線LANの設定という文脈で問われる。
具体例
事務所の無線LANアクセスポイントで、あらかじめ登録した機器のMACアドレスからの接続だけを許可する設定(MACアドレスフィルタリング)を行い、私物の端末が無断でつながらないようにする。
試験での引っ掛け
IPアドレスは、機器に住所を自動で割り当てるDHCPなどの仕組みで変わりうる論理的な住所、MACアドレスは機器に固定された物理的な番号という違いを押さえる。同じLAN内でMACアドレスを見て転送するのがスイッチ、IPアドレスを見て別のネットワークへ中継するのがルータ。MACアドレスフィルタリングは万全の対策ではない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問58(IPA)解説で登場
ネットワークインタフェースカードの役割として,適切なものはどれか。
正解:PCやプリンタなどをLANに接続し,通信を行う。
要点:NICは機器をLANに接続して通信させる部品
NIC(ネットワークインタフェースカード)は、PCやプリンタなどの機器をLANに接続し、データの送受信を担う拡張部品である。MACアドレスを持ち、機器内部のデータを通信媒体上の信号に変換して送り出す役割を果たす。ISDN用の信号変換や電力線通信のアダプタ、名前解決の仕組みとは役割が異なる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問62(IPA)解説で登場
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問65(IPA)解説で登場
ルータの説明として、適切なものはどれか。
正解:LANやWANを相互接続する機器で、受信データのIPアドレスを解析して適切なネットワークに転送する。
要点:ルータはIPアドレスを見てネットワーク間を中継する
ルータは、受信したパケットのIPアドレス(ネットワーク層の情報)を見て、経路表に従って適切なネットワークへ転送する機器である。LAN同士やLANとWANの接続に用いられる。MACアドレスで転送先を決めるスイッチングハブや、全ポートへ流すリピータハブとは動作する階層が異なる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)
無線LANのセキュリティにおいて、アクセスポイントが接続要求を受け取ったときに、端末固有の情報を基にアクセス制御を行う仕組みはどれか。
正解:MACアドレスフィルタリング
要点:MACアドレスフィルタリングは端末固有の番号で接続を選別する
MACアドレスフィルタリングは、ネットワーク機器ごとに割り当てられた固有の識別番号(MACアドレス)をアクセスポイントに登録しておき、登録済みの端末からの接続だけを許可する仕組みである。ESSIDはネットワークの識別名、WEPやWPAは通信の暗号化と認証の方式であり、端末固有の情報で接続可否を判断する仕組みとは役割が異なる。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 58. ネットワーク方式 > (2) ネットワークの構成要素に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。