ネットワークとは?ねっとわーく
ネットワークとは、複数のコンピュータや機器を通信回線でつなぎ、データをやり取りできるようにしたもの。つなぐ範囲によって、建物の中を結ぶLANと、離れた拠点どうしを結ぶWANに分けて呼ぶ。機器どうしが同じ手順(プロトコル)に従うことで、メーカーの違う機器でも通信できる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
コンピュータが1台ずつ独立していた時代は、データを渡すのに記憶媒体を手で運ぶしかなかった。回線でつないで直接やり取りできるようにしたことで、離れた場所のファイルを共有したり、1台のプリンタを全員で使ったりできるようになった。
具体例
会社で「ファイルサーバの共有フォルダに置いておきます」と言えるのは、各自のPCとサーバが社内LANでつながっているため。自宅から同じフォルダを開けないのは、そのネットワークの外にいるからで、VPNはその外から中へ入るための仕組みである。
試験での引っ掛け
LANとWANの区別は通信速度ではなく、つなぐ範囲と回線の持ち主で決まる。建物や敷地の中を自社で敷設・管理した回線で結ぶのがLAN、離れた拠点どうしを通信事業者の回線を借りて結ぶのがWANであり、「高速ならLAN」「低速ならWAN」という選択肢は誤り。
関連用語
出た過去問
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)
インターネットなどのネットワークを介してコンピュータを利用する場合において、不正アクセス禁止法で禁止されている行為はどれか。
正解:他人のIDとパスワードを、本人の許可なく、その利用方法を知っている第三者に教えること
要点:IDとパスワードを他人に教える行為も不正アクセス禁止法違反
不正アクセス禁止法は、他人の識別符号を無断で入力してコンピュータを利用する行為のほか、他人のIDとパスワードを正当な理由なく第三者に提供する「不正アクセスを助長する行為」も禁じている。相手が利用方法を知っていれば実際の不正アクセスにつながるため、教える行為そのものが禁止対象となる。メールアドレスは識別符号にあたらないため、この法律の対象外である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問65(IPA)
IPアドレスに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:プライベートIPアドレスは、同一社内などのローカルなネットワーク内であれば自由に使ってよい。
要点:プライベートIPは組織内で自由に使えるが外部では使えない
プライベートIPアドレスは、組織内など外部と直接つながらない範囲で使うために予約されたアドレスで、その中では自由に割り当ててよい。インターネット上で使うグローバルIPアドレスは世界で重複が許されず、国際的な機関を頂点とする体系で管理されている。なお4バイト(32ビット)のアドレス空間は約43億通りで、世界人口には足りない。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)
ボットの説明はどれか。
正解:多数のPCに感染して、ネットワークを通じた指示に従ってPCを不正に操作することで一斉攻撃などの動作を行うプログラムのこと
要点:ボットは外部の指令で感染機器を操り一斉攻撃に悪用される
ボットは、感染した機器を外部からの指令で操れるようにするマルウェアである。多数の感染機器が一つの指令元にまとめて操られる状態はボットネットと呼ばれ、大量のメール送信や特定サイトへの一斉攻撃などに悪用される。感染しても目立った症状が出にくく、気付きにくいのが特徴である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問79(IPA)
ファイアウォールを設置することで、インターネットからもイントラネットからもアクセス可能だが、イントラネットへのアクセスを禁止しているネットワーク上の領域はどれか…
正解:DMZ
要点:DMZは公開サーバを置き内部への侵入を遮断する緩衝領域
DMZ(非武装地帯)は、外部と内部のどちらからも接続できる一方、そこから内部ネットワークへは入れないように区切った領域である。Webサーバやメールサーバなど外部に公開する機器をここに置くことで、万一その機器が侵入を受けても、被害が社内へ及ぶのを防ぐ。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。