ワームとは?
ワームとは、他のファイルに寄生せず、単独で自己複製しながらネットワークを介して他のコンピュータに感染を広げる不正プログラム。感染速度が速く被害が急速に拡大しやすい。
ITパスポートの過去問では7回出題されています(2009年度〜2016年度)。
わーむ
ワームの意味
他のファイルに寄生せず、単独で自己複製しながらネットワークを介して他のコンピュータに感染を広げる不正プログラム。感染速度が速く被害が急速に拡大しやすい。
ワームの具体例
ネットワークの脆弱性を突いて、利用者が何も操作しなくても自動的に他のコンピュータへ次々と感染を広げていくケースがある。
ワームは試験でどう引っ掛けられる?
他のファイルに寄生するウイルス、無害を装うトロイの木馬との違いは「単独で自己複製し、ネットワーク越しに自ら広がる」点。3つを「寄生・自力増殖・偽装」というキーワードの対で覚えると取り違えにくい。
ワームと関連する用語
ワームが出た過去問
インターネットなどのネットワークを介して、自分自身の複製を電子メールに添付して勝手に送信したり、ネットワーク上のほかのコンピュータに自分自身をコピーしたりして、…
正解:ワーム
要点:ワームは単独で自己複製しネットワーク越しに増殖する
ワームは、他のプログラムに寄生せず単独で存在し、ネットワークやメールを通じて自分の複製を送り出して増殖するマルウェアである。感染活動が自動的に広がるため、短時間で大量の機器に波及し、通信量の増大を招くこともある。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問58(IPA)マクロウイルスに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ワープロソフトや表計算ソフトのデータファイルに感染する。
要点:マクロウイルスは文書・表計算のデータファイルに感染する
マクロウイルスは、ワープロソフトや表計算ソフトが備えるマクロ機能を悪用し、文書ファイルや表計算ファイルに埋め込まれて感染するウイルスである。プログラムファイルではなくデータファイルを介して広がるため、添付文書を開いただけで感染するおそれがある点が特徴である。自己複製して伝播するのはワーム、遠隔操作や情報窃取を行うのはトロイの木馬(ボット)にあたる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問81(IPA)アドウェアに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:PCの画面上に広告を表示させる。
要点:アドウェアは広告表示が目的のソフト。ワームやマクロウイルスとは別物
アドウェアは、利用者のPC上に広告を表示することを目的としたソフトウェアの総称で、無償ソフトに同梱されて導入されることが多い。中には閲覧履歴を収集して送信するものもある。自己複製して広がるワーム、遠隔操作を行う不正プログラム、文書ファイルに感染するマクロウイルスとは性質が異なる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問68(IPA)不正プログラムの一種であるトロイの木馬の特徴はどれか。
正解:有用なソフトウェアに見せかけて配布された後、システムの破壊や個人情報の詐取など悪意ある動作をする。
要点:有用に見せかけて裏で悪事を働き自己増殖しないのがトロイの木馬
トロイの木馬は、便利なソフトウェアや文書に見せかけて利用者自身に導入させ、裏で情報の詐取や遠隔操作、ファイル破壊などの悪意ある動作をする不正プログラムである。ワームのような自己増殖機能を持たない点が特徴で、感染は利用者の実行を通じて広がる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問54(IPA)マルウェアの説明として、適切なものはどれか。
正解:コンピュータウイルス、ワームなどを含む悪意のあるソフトウェアの総称
要点:マルウェアは悪意あるソフトウェア全般を指す総称
マルウェアは、利用者に害を与えることを目的として作られたソフトウェアの総称で、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどを含む。不正侵入を検知する仕組みや、ファイル共有のソフトウェア、人をだまして情報を得る行為とは別の概念である。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問77(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。