マルウェアとは?
マルウェアとは、利用者に害を与える意図で作られた悪意あるソフトウェアの総称。コンピュータウイルス、ワーム、トロイの木馬、ランサムウェア、スパイウェアなどを包括する上位概念。
ITパスポートの過去問では34回出題されています(2009年度〜2026年度)。
まるうぇあ
マルウェアの意味
利用者に害を与える意図で作られた悪意あるソフトウェアの総称。コンピュータウイルス、ワーム、トロイの木馬、ランサムウェア、スパイウェアなどを包括する上位概念。
マルウェアの具体例
メールの添付ファイルを開くと勝手にファイルを暗号化して身代金を要求するプログラムも、キー入力を盗み見て外部に送信するプログラムも、いずれもマルウェアの一種である。
マルウェアは試験でどう引っ掛けられる?
ウイルスの言い換えではなく、ウイルスを含む上位概念。ウイルスは他のファイルに寄生する型を指す語で、ワーム・トロイの木馬・ランサムウェアなどをまとめた総称がマルウェア。包含関係を逆にすると誤る。
マルウェアと関連する用語
マルウェアが出た過去問
インターネットなどのネットワークを介して、自分自身の複製を電子メールに添付して勝手に送信したり、ネットワーク上のほかのコンピュータに自分自身をコピーしたりして、…
正解:ワーム
要点:ワームは単独で自己複製しネットワーク越しに増殖する
ワームは、他のプログラムに寄生せず単独で存在し、ネットワークやメールを通じて自分の複製を送り出して増殖するマルウェアである。感染活動が自動的に広がるため、短時間で大量の機器に波及し、通信量の増大を招くこともある。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問58(IPA)セキュリティ事故の例のうち、原因が物理的脅威に分類されるものはどれか。
正解:大雨によってサーバ室に水が入り、機器が停止する。
要点:脅威は物理的・技術的・人的の三つに分けて考える
脅威は一般に、災害や機器の破損など物理的脅威、不正アクセスやマルウェアなど技術的脅威、誤操作や内部不正など人的脅威に分けられる。浸水によって機器が停止する事故は、設備そのものが損なわれる事象であり物理的脅威に分類される。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問66(IPA)ボットの説明はどれか。
正解:多数のPCに感染して、ネットワークを通じた指示に従ってPCを不正に操作することで一斉攻撃などの動作を行うプログラムのこと
要点:ボットは外部の指令で感染機器を操り一斉攻撃に悪用される
ボットは、感染した機器を外部からの指令で操れるようにするマルウェアである。多数の感染機器が一つの指令元にまとめて操られる状態はボットネットと呼ばれ、大量のメール送信や特定サイトへの一斉攻撃などに悪用される。感染しても目立った症状が出にくく、気付きにくいのが特徴である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)マルウェアの説明として、適切なものはどれか。
正解:コンピュータウイルス、ワームなどを含む悪意のあるソフトウェアの総称
要点:マルウェアは悪意あるソフトウェア全般を指す総称
マルウェアは、利用者に害を与えることを目的として作られたソフトウェアの総称で、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどを含む。不正侵入を検知する仕組みや、ファイル共有のソフトウェア、人をだまして情報を得る行為とは別の概念である。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問77(IPA)ボットへの感染防止の対策として、適切でないものはどれか。
正解:ハードディスクを暗号化する。
要点:暗号化は漏えい対策。マルウェア感染そのものは防げない
ボットは、外部から遠隔操作されるために送り込まれるマルウェアの一種で、感染経路はメールの添付ファイルや不正なWebサイトの閲覧などである。したがって対策はウイルス対策ソフトの導入や不用意な閲覧・開封を避けることになる。ハードディスクの暗号化は盗難・紛失時の情報漏えいを防ぐ対策で、感染そのものを防ぐ効果はない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問83(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。