ウイルス対策ソフトとは?
ウイルス対策ソフトとは、コンピュータウイルスなどのマルウェアを検知・駆除するソフトウェア。既知のマルウェアの特徴(パターンファイル)と照合する方式や、不審な挙動を検知する方式などがある。
ITパスポートの過去問では6回出題されています(2011年度〜2017年度)。
ういるすたいさくそふと
ウイルス対策ソフトの意味
コンピュータウイルスなどのマルウェアを検知・駆除するソフトウェア。既知のマルウェアの特徴(パターンファイル)と照合する方式や、不審な挙動を検知する方式などがある。
ウイルス対策ソフトの具体例
パターンファイルは日々更新される新種のマルウェアに対応するため、ウイルス対策ソフト自体を最新の状態に保つ(定義ファイルを更新する)ことが重要とされる。
ウイルス対策ソフトは試験でどう引っ掛けられる?
パターンファイル方式は既知のマルウェアしか見つけられず、定義ファイルを最新にしていなければ入れている意味がない。未知のものに備えるのは、不審な動きから判断する振る舞い検知という別方式の役割になる。
ウイルス対策ソフトと関連する用語
ウイルス対策ソフトが出た過去問
ウイルス対策ソフトに関する記述a〜cのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a USBメモリから感染するタイプのウイルスを検知できるものがある。 b …
正解:a, b, c
要点:対策ソフトを最新にしても未知のウイルスは検知漏れがある
現在のウイルス対策ソフトは、USBメモリなど外部媒体を経由して感染するタイプや、外部からの指令で動作するボットも検知対象としている。一方で、パターンファイルを最新に保っていても、未知のウイルスや検体が登録されていない新種は検知できないことがある。したがってa・b・cのいずれも適切である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問61(IPA)ボットへの感染防止の対策として、適切でないものはどれか。
正解:ハードディスクを暗号化する。
要点:暗号化は漏えい対策。マルウェア感染そのものは防げない
ボットは、外部から遠隔操作されるために送り込まれるマルウェアの一種で、感染経路はメールの添付ファイルや不正なWebサイトの閲覧などである。したがって対策はウイルス対策ソフトの導入や不用意な閲覧・開封を避けることになる。ハードディスクの暗号化は盗難・紛失時の情報漏えいを防ぐ対策で、感染そのものを防ぐ効果はない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問83(IPA)ウイルス対策ソフトの適切な運用方法はどれか。
正解:導入後もウイルス定義ファイルの更新を継続して行う。
要点:ウイルス対策は定義ファイルを更新し続けることが基本
ウイルス対策ソフトは、既知の不正プログラムの特徴を記録したウイルス定義ファイル(パターンファイル)と照合して検知する仕組みが中心である。新種は次々に現れるため、導入後も定義ファイルを最新に保ち続けなければ、新しい脅威を見逃してしまう。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問64(IPA)セキュリティに問題があるPCを社内ネットワークなどに接続させないことを目的とした仕組みであり、外出先で使用したPCを会社に持ち帰った際に、ウイルスに感染していな…
正解:検疫ネットワーク
要点:検疫ネットワークは接続前に端末の安全性を検査する
検疫ネットワークは、社内LANに接続しようとする端末をいったん隔離した区画につなぎ、ウイルス対策ソフトの状態やOSの更新状況などを検査する仕組みである。基準を満たした端末だけを業務ネットワークへ接続させ、満たさない端末は修復用の区画へ誘導する。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問54(IPA)情報セキュリティに関する対策a〜dのうち、ウイルスに感染することを防止するための対策として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a ウイルス対策ソフトの導…
正解:a, b
要点:感染防止はウイルス対策ソフトと修正プログラムの適用
ウイルスの感染を防ぐには、侵入しようとする不正なプログラムを検知・排除するウイルス対策ソフトの導入(a)と、感染の入口となる脆弱性をふさぐ修正プログラムの適用(b)が有効である。ハードディスクのパスワード(c)やファイルの暗号化(d)は、盗難時などに情報を読まれないようにする対策であり、感染そのものを防ぐ働きはない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問82(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。