添付ファイルとは?
添付ファイルとは、電子メールの本文とは別に、文書や画像などのファイルを一緒に送る仕組み。受け取った側が内容を書き込んで返すときは、いったん自分のPCへ保存し、記入して保存し直したものを返信メールに添付し直す必要がある。マルウェアの主要な侵入経路でもあるため、心当たりのない添付は開かない、実行形式のファイルは受け取らないといった運用が併せて求められる。
ITパスポートの過去問では14回出題されています(2010年度〜2026年度)。
てんぷふぁいる
添付ファイルの意味
電子メールの本文とは別に、文書や画像などのファイルを一緒に送る仕組み。受け取った側が内容を書き込んで返すときは、いったん自分のPCへ保存し、記入して保存し直したものを返信メールに添付し直す必要がある。マルウェアの主要な侵入経路でもあるため、心当たりのない添付は開かない、実行形式のファイルは受け取らないといった運用が併せて求められる。
添付ファイルの具体例
メールに添付されたアンケート用紙に回答する場合は、添付ファイルを開いて回答を記入しPCへ保存したうえで、「返信」で作られたメールにその保存済みファイルを添付して送る。返信操作を使えば宛先を打ち間違えることもない。
添付ファイルは試験でどう引っ掛けられる?
「添付ファイルを保存してから返信の本文に回答を書く」手順は誤り。指示が「文書に記入して添付し直す」なら、本文へ書き写すのは指示から外れる。記入せずに保存しただけのファイルを送り返す選択肢も定番の誤りである。
添付ファイルと関連する用語
添付ファイルが出た過去問
電子メールで使用されるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:画像ファイルなどの添付ファイルを電子メールで送る方法
要点:MIMEはメールで画像など多様なデータを扱う拡張
MIMEは、本来テキストしか扱えなかった電子メールで、画像や音声などのバイナリデータや各種文字コードを送れるようにする拡張仕様である。データを文字列に変換して本文に埋め込み、種類を示す情報を付けて送る仕組みになっている。暗号化や受信プロトコルは、それぞれ別の規格が担う。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問58(IPA)受信した電子メールにPKI(公開鍵基盤)を利用したディジタル署名が付与されている場合に判断できることだけを全て挙げたものはどれか。 a 電子メールの添付ファイル…
正解:c, d
要点:ディジタル署名が示すのは本人性と改ざんの有無だけ
ディジタル署名は、送信者の秘密鍵で作られ、受信者が公開鍵で検証する仕組みである。これにより、送信者が確かに本人であること(なりすましでないこと)と、内容が途中で改ざんされていないことを確認できる。一方、署名は本文を暗号化するものではないため盗聴を防ぐ効果はなく、添付ファイルの安全性を保証するものでもない。したがってcとdが正しい。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)電子メールに対するウイルス検査に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:拡張子が“jpg”の添付ファイルも、ウイルス検査をする。
要点:ウイルス検査は送信元・暗号化・拡張子を問わず一律に行う
ウイルス検査は、送信元や暗号化の有無、ファイルの拡張子にかかわらず行うべきである。拡張子は容易に偽装でき、画像に見せかけた実行ファイルもあり得るため、jpgと表示されていても検査の対象から外してはならない。暗号化された添付は復号後に検査が必要で、知人を装った送信も珍しくない。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問70(IPA)ボットへの感染防止の対策として、適切でないものはどれか。
正解:ハードディスクを暗号化する。
要点:暗号化は漏えい対策。マルウェア感染そのものは防げない
ボットは、外部から遠隔操作されるために送り込まれるマルウェアの一種で、感染経路はメールの添付ファイルや不正なWebサイトの閲覧などである。したがって対策はウイルス対策ソフトの導入や不用意な閲覧・開封を避けることになる。ハードディスクの暗号化は盗難・紛失時の情報漏えいを防ぐ対策で、感染そのものを防ぐ効果はない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問83(IPA)〔中問A:電子メールを利用したアンケートの実施、テクノロジ〕Fさんからの指示に基づいて、回答者がメールに添付されたアンケート文書を使って回答する手順として、適切…
正解:添付ファイルを開き、アンケートへの回答を記述して、PCに保存する。「メールの返信」を選択して、作成されたメールに保存したファイルを添付し、メールの送信を行う。
要点:回答は文書に記入し返信メールに添付して送る
指示では、アンケート文書に回答を記入し、それをメールに添付してFさん宛てに返信することになっている。したがって、添付ファイルを開いて記入・保存し、返信操作で作られたメールにそのファイルを添付して送るのが正しい手順である。返信を使えば宛先の設定誤りも防げる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問87(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。