マクロウイルスとは?
マクロウイルスとは、表計算ソフトや文書作成ソフトのマクロ機能(自動処理機能)を悪用して作られたウイルス。文書ファイルを開いてマクロを有効化すると感染・発動する。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2009年度〜2020年度)。
まくろういるす
マクロウイルスの意味
表計算ソフトや文書作成ソフトのマクロ機能(自動処理機能)を悪用して作られたウイルス。文書ファイルを開いてマクロを有効化すると感染・発動する。
マクロウイルスの具体例
「マクロを有効にしてください」という表示のある添付ファイルを開き、指示通りに有効化してしまうと感染するケースが多い。
マクロウイルスは試験でどう引っ掛けられる?
差出人不明のメールでマクロの有効化を促す文言は不審の兆候であり、原則としてマクロは自動実行しない設定が推奨される。
マクロウイルスと関連する用語
マクロウイルスが出た過去問
マクロウイルスに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ワープロソフトや表計算ソフトのデータファイルに感染する。
要点:マクロウイルスは文書・表計算のデータファイルに感染する
マクロウイルスは、ワープロソフトや表計算ソフトが備えるマクロ機能を悪用し、文書ファイルや表計算ファイルに埋め込まれて感染するウイルスである。プログラムファイルではなくデータファイルを介して広がるため、添付文書を開いただけで感染するおそれがある点が特徴である。自己複製して伝播するのはワーム、遠隔操作や情報窃取を行うのはトロイの木馬(ボット)にあたる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問81(IPA)アドウェアに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:PCの画面上に広告を表示させる。
要点:アドウェアは広告表示が目的のソフト。ワームやマクロウイルスとは別物
アドウェアは、利用者のPC上に広告を表示することを目的としたソフトウェアの総称で、無償ソフトに同梱されて導入されることが多い。中には閲覧履歴を収集して送信するものもある。自己複製して広がるワーム、遠隔操作を行う不正プログラム、文書ファイルに感染するマクロウイルスとは性質が異なる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問68(IPA)ランサムウェアに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:PCやファイルを使用不能にするなどして、回復のための金銭を要求する。
要点:ランサムウェアは使用不能にして復旧と引き換えに金銭を要求
ランサムウェアは、感染したPCのファイルを勝手に暗号化したり画面を操作できなくしたりして、元に戻す代わりに金銭を要求するマルウェアである。身代金を意味する語が名前の由来。広告を勝手に表示するのはアドウェア、入力内容を記録して送るのはキーロガー、文書ファイルに感染するのはマクロウイルスの説明である。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問61(IPA)受信した電子メールに添付されていた文書ファイルを開いたところ、PCの挙動がおかしくなった。疑われる攻撃として、適切なものはどれか。
正解:マクロウイルス
要点:文書を開いた直後の異常はマクロウイルスを疑う
文書ファイルには、作業を自動化するためのマクロを埋め込むことができる。この仕組みを悪用し、文書を開いた際に不正な処理を実行させるものがマクロウイルスである。添付文書を開いた直後に異常が起きたという状況は、これに該当する可能性が高い。他の選択肢はWebアプリへの攻撃や、のぞき見による情報の窃取であり、添付ファイルを開く行為とは結び付かない。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験 問58(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。