Webサーバとは?ウェブサーバ
Webサーバとは、ブラウザなど利用する側(クライアント)から届いた要求(リクエスト)を受け取り、HTMLファイル(Webページを書いたファイル)や画像を、HTTP・HTTPS(Webのやり取りの約束ごと。HTTPSは暗号化した版)で返すサーバ(およびそのソフトウェア)。利用者がURLを入力するとページが表示されるのは、その裏でWebサーバが該当するファイルを探して応答しているため。注文処理やログイン認証といった処理はアプリケーションサーバ、データの保管はデータベースサーバと、役割を分けて構成するのが一般的である。
最終更新:2026-10-10
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資料を配るには、必要な人へ個別にファイルを送るしかなかった。相手の数だけ手間がかかり、内容を直せば配り直しになる。「置いておいて、見たい人が取りに来る」形にすれば配る手間は消えるが、そのためには常時電源が入っていて、要求があったときに渡す役の機械が要る。この役目を担うのがWebサーバで、社内ポータルもネット通販も同じ仕掛けで動いている。
具体例
Amazonの商品ページを開くと、Webサーバがページの土台となるHTMLと画像を返す。在庫数やおすすめ商品といった中身は、背後のアプリケーションサーバとデータベースサーバが用意し、それをWebサーバがまとめて利用者のブラウザへ送り返している。
試験での引っ掛け
「サーバ=高性能な機械」と捉えると外す。サーバは役割の名前であり、1台の機械が複数のサーバの役を兼ねることも、1つの役を何台もで分担することもある。Webサーバ(コンテンツの配信)、アプリケーションサーバ(処理)、データベースサーバ(データの保管)という役割分担が問われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問65(IPA)
ネットワークを介したアプリケーション間の通信を実現するために、数多くのプロトコルが階層的に使用されている。次の記述中のa,bに入れるプロトコル名の適切な組合せは…
正解:a:HTTP b:TCP
要点:WebはHTTP/TCP/IPの階層で通信する
Webページの閲覧では、ブラウザとWebサーバの間でHTTPというアプリケーション層のプロトコルが使われる。HTTPはその下層でトランスポート層のTCPを使って通信の信頼性を確保し、さらに下層のIPが経路選択と配送を担う階層構造になっている。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問59(IPA)
Webで使用されるCookieに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:アクセスしてきたブラウザに、Webサーバからの情報を一時的に保存する仕組みである。
要点:Cookieはブラウザ側に情報を保存し状態を保つ
Cookieは、Webサーバが利用者のブラウザに小さなデータを預けて保存させ、次回以降のアクセス時に送り返させる仕組みである。これによりログイン状態の維持や買い物かごの内容保持など、本来状態をもたないHTTP通信で継続的なやり取りが実現できる。表示形式の指定や暗号化とは役割が異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問64(IPA)解説で登場
ルータの機能の説明として、適切なものはどれか。
正解:データの通信経路を制御し、ネットワーク間を中継する。
要点:ルータは経路を判断しネットワーク間を中継する
ルータは、宛先のIPアドレスを見て次にどの経路へ送るかを判断し、異なるネットワーク同士を中継する装置である。経路情報を保持し、複数の経路がある場合は適切なものを選ぶ。読み取り装置や変調装置、Webサーバとは役割がまったく異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問71(IPA)
クライアントPCのブラウザからの接続要求に対し、Webサーバが電子証明書などを送信し、クライアントPC側でWebサーバを認証するために用いられるものはどれか。
正解:SSL
要点:SSLはサーバ証明書で相手を確認し通信を暗号化
SSLは、Webサーバとブラウザの間の通信を暗号化するとともに、サーバが送るサーバ証明書によって接続先が正当かどうかをブラウザ側で確認できるようにする仕組みである。証明書は認証局が発行し、ブラウザはその署名を検証して信頼性を判断する。現在はその後継のTLSとして使われているが、試験ではSSLの名称で問われることが多い。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。