クライアントサーバシステムとは?くらいあんとさーばしすてむ
クライアントサーバシステムとは、サービスを提供する「サーバ」と、それを要求して利用する「クライアント」に役割を分担させたシステム構成。多数の利用者が共通のサーバに接続してサービスを受ける形態が一般的。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
社員全員が自分のパソコンにそれぞれ顧客名簿を持っていたら、更新のたびに内容が食い違い、どれが最新か分からなくなる。そこで共通のデータや機能は1か所のサーバにまとめ、各自のパソコンは必要なときに依頼して使う、という役割の分け方が広まった。管理や更新を1か所で済ませられるため、利用者が増えても扱いやすい。
具体例
メールサーバに複数の利用者のクライアント(メールソフト)が接続してメールを送受信する。Webサイトの閲覧も、Webサーバとブラウザ(クライアント)の関係にあたる。
試験での引っ掛け
役割を分けて中央のサーバに機能を集める方式で、対等な端末同士が直接やり取りするピアツーピア(P2P)と対比される。端末の機能を極力減らすシンクライアントは、この構成の一形態にすぎない点も押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問59(IPA)
クライアントサーバシステムにおいて、クライアント側には必要最低限の機能しかもたせず、サーバ側でアプリケーションソフトウェアやデータを集中管理するシステムはどれか…
正解:シンクライアントシステム
要点:シンクライアントは端末を最小化しサーバで集中管理する
シンクライアントシステムは、手元の端末に最小限の機能だけを持たせ、アプリケーションやデータはサーバ側で集中管理する方式である。端末にデータが残らないため情報漏えいのリスクを抑えやすく、ソフトウェアの更新もサーバ側で一括して行える。
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問63(IPA)
記述a〜dのうち、クライアントサーバシステムの応答時間を短縮するための施策として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a クライアントとサーバ間の回線を高…
正解:a, d
要点:応答時間は伝送時間+処理時間。人の操作時間は含まない
応答時間とは、要求を出してから結果が返るまでのシステム側の所要時間であり、伝送にかかる時間と処理にかかる時間から成る。したがって回線の高速化とサーバの高性能化はいずれも応答時間の短縮につながる。クライアントの台数増加は利用者が端末を使える順番を待つ時間の問題であり、入力にかかる時間は人が操作する時間なので、どちらもシステムの応答時間そのものには含まれない。
出典・参考
公式シラバスの8 コンピュータシステム > 43. システムの構成 > (2) システム構成に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。