ログインとは?ろぐいん
ログインとは、利用者IDとパスワードなどを入力して、システムに登録された本人であることを示し、利用を開始する手続き。システム側は登録内容と照合し、一致すればその利用者に許された範囲だけを使えるようにする。本人かを確かめる認証と、何をしてよいかを決める認可が続けて行われる、システムの入口にあたる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
利用者が誰か分からないままでは、給与データも顧客名簿も全員に見せるか誰にも見せないかしか選べない。個人を特定できて初めて、部署や役職に応じて見せる範囲を変えられ、誰がいつ何をしたかを記録から追えるようになる。ただしIDとパスワードは他人が入手すれば成りすませてしまうため、確認の要素を増やす仕組みが対で問われる。
具体例
Google WorkspaceやMicrosoft 365では、IDとパスワードに加えてスマートフォンのアプリへ通知を送り、本人が承認して初めてログインが完了する設定にできる。パスワードが漏れても、手元の端末が無ければログインできないという二重の作りになっている。
試験での引っ掛け
認証と認可の取り違えが定番で、本人かどうかを確かめるのが認証、その人に何を許すかを決めるのが認可である。ログインの成功は認証までを指す。またIDとパスワードはどちらも「知っていること」という1つの要素にすぎず、合言葉を2つ聞いても多要素認証にはならない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問27(IPA)解説で登場
不正アクセス禁止法に関する記述のうち,正しいものはどれか。
正解:実際に被害が発生しなくても,不正アクセス行為をするだけで不正アクセス禁止法違反となる。
要点:不正アクセスは実害がなくても行為自体が違法
不正アクセス禁止法は、他人の識別符号を使うなどしてアクセス制御機能のあるコンピュータを不正に利用する行為そのものを禁じている。財産的な被害やデータの改ざんが実際に生じたかどうかは要件ではなく、権限なくログインした時点で違反が成立する。また、正当な理由なく他人のIDとパスワードを第三者に提供する行為も禁止されており、社内LANなど閉じたネットワーク経由の行為も対象になる。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)
職場でのパスワードの取扱いに関する記述a〜dのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 業務で使用するパスワードをプライベートでWebサービスに利用す…
正解:b, c, d
要点:パスワードは使い回さず、管理者にも教えず、初期値は即変更
パスワードは本人だけが知っている情報であることに意味があるため、システム管理者にも教えず(b)、第三者に知られた可能性があればただちに変更し(c)、初期パスワードは最初の利用時に自分だけが知る値へ変更する(d)のが適切である。一方、業務用のパスワードを外部サービスで使い回すと、そのサービスから漏えいした際に業務システムまで危険にさらされるため避けるべきである。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問63(IPA)
図に示す階層構造で、複数個の同名のディレクトリA、Bが配置されており、ユーザIDごとにログインしたときのカレントディレクトリが異なる。U0002がログインした直…
正解:..¥..¥..¥B¥f
要点:相対パスは「..」で何階層上がればよいかを数えるのが要点
カレントディレクトリは¥A¥Bの下のAなので、「..」で一つ上がると¥A¥B、二つ上がると¥A、三つ上がるとルートに到達する。目的のファイルはルート直下のBの中にあるため、ルートまで三段階さかのぼってからB、fと指定する必要がある。相対指定では、まず何階層上がるかを数えるのが要点である。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 63. 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術 > (4) 利用者認証に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。