Cookieとは?クッキー
Cookieは、Webサーバが利用者のブラウザに送り込んで一時的に保存させる小さなデータのことである。HTTP通信自体は本来やり取りごとに独立していて利用者を識別できないが、Cookieに会員IDやログイン状態などの情報を保存しておくことで、Webサイト側は同じ利用者が再度アクセスしてきたことを認識できるようになる。ネット通販サイトのログイン状態の保持やショッピングカートの内容の一時保存、閲覧履歴に基づく広告表示などに利用される一方、第三者によるCookieの悪用はプライバシー上の懸念点として扱われることもある。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
通販サイトでカートに商品を入れてもページを移るたびに空になったり、ページごとにログインを求められたりしたら、使い物にならない。そこで、サイトが覚えておきたい情報を利用者のブラウザに預け、次にアクセスしたときに送り返してもらう形が採られた。利用者は毎回やり直さずに済む。
具体例
ネット通販サイトで一度ログインすると、次にサイトを訪れたときも再ログインせずに購入履歴やカートの中身が保持されている。
試験での引っ掛け
Cookieはサーバー側ではなく利用者のブラウザ(クライアント側)に保存される点、また個人情報そのものではなく識別用の情報であることが多い点に注意が必要である。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問59(IPA)
クッキー(cookie)に関する記述a〜cのうち、適切なものだけをすべて挙げたものはどれか。 a Webサイトを前回閲覧した際に入力したIDやパスワードなどは、…
正解:b, c
要点:クッキーは端末に保存され、共用PCでは消去すべき
クッキーは閲覧に使ったPCのブラウザに保存されるため、別のPCに引き継がれることはない(aは誤り)。共用PCではクッキーが残ると次の利用者にセッションを悪用されるおそれがあるため消去すべきであり(b)、クロスサイトスクリプティングによってクッキーが盗まれる攻撃も知られている(c)。したがってbとcが適切である。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問59(IPA)
Webで使用されるCookieに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:アクセスしてきたブラウザに、Webサーバからの情報を一時的に保存する仕組みである。
要点:Cookieはブラウザ側に情報を保存し状態を保つ
Cookieは、Webサーバが利用者のブラウザに小さなデータを預けて保存させ、次回以降のアクセス時に送り返させる仕組みである。これによりログイン状態の維持や買い物かごの内容保持など、本来状態をもたないHTTP通信で継続的なやり取りが実現できる。表示形式の指定や暗号化とは役割が異なる。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)
cookieによって得られる利便性の例として、適切なものはどれか。
正解:利用者が過去にアクセスしたWebサイトに再度アクセスしたときに、その利用者に合わせた設定でWebページが表示される。
要点:cookieは再訪時に利用者の設定を引き継がせる
cookieは、Webサーバが利用者のブラウザに小さなデータを保存させ、次に同じサイトを訪れたときにそれを送り返させる仕組みである。これにより、前回のログイン状態や表示の好みなどをサイト側が識別でき、利用者ごとに合わせた画面を出せるようになる。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問84(IPA)解説で登場
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問79(IPA)
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。