オープンループ制御とは?おーぷんるーぷせいぎょ
オープンループ制御とは、制御した結果を測って指令へ戻さない制御方式。あらかじめ決めた手順や量をそのまま出力するのでセンサが要らず構成が簡単で、原理的に発振しない。その代わり外乱・個体差・経年変化はそのまま誤差として残り、狙いどおりに動いたかを系自身は知らない。
最終更新:2026-10-06
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閉ループは万能に見えて、センサとその配線、A/D変換、制御演算、安定性の検証まで一式を要求する。負荷が既知で外乱が小さい対象なら、その投資は回収できない。故障モードの面でも、センサが壊れたときに暴走しうる閉ループより決め打ちのほうが読める場合がある。どちらを選ぶかは精度要求・コスト・故障時の振る舞いの三つで決まり、その選定理由を書けるかが問われる。
具体例
パナソニックやシャープの電子レンジの時間指定加熱は、食品の温度を測らずに加熱時間だけで決める開ループにあたる。ステッピングモータへ規定数のパルスを送る位置決めも同じ。実製品は全部を開ループにはせず、原点センサで基準を取り直す、赤外センサで温度を見て補正するなど、要る箇所にだけ閉ループを足す。
試験での引っ掛け
センサが付いていればフィードバック、ではない。測った値を操作量の修正に使って初めて閉ループで、表示やログのためだけに測っているならオープンループのまま。安定性の議論はこの区別が前提になる。工程の順序を決めるシーケンス制御は別の軸の話で、開ループか閉ループかとは直交する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。