第4正規形とは?だいよんせいきけい
第4正規形とは、BCNFを満たし、なおかつ自明でない多値従属の決定項がすべて超キーである状態。互いに無関係な複数の多値属性を同じ表に同居させたときに生じる、組合せぶんの行の水増しを取り除いた形をいう。分解は無損失結合分解になり、元の表は分解後の2表の結合で復元できる。
最終更新:2026-10-06
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第3正規形やBCNFの判定材料は関数従属だけなので、全属性がまとめて主キーになっている表は「関数従属が無い=違反も無い」として素通りしてしまう。それでも独立した多値の属性が同居していれば行数は掛け算で膨れ、1件の追加が何行もの追加になる。関数従属では捉えられないこの冗長を扱うために置かれた段階である。
具体例
社員に「保有資格」と「扶養家族」を1表で持たせると、資格3件・家族2人の社員に6行が必要になり、資格を1つ足すだけで2行増える。資格表と家族表に分ければ3行と2行で済み、追加も1行で終わる。
試験での引っ掛け
第3正規形・BCNFまでは関数従属で判定するのに対し、第4正規形は多値従属で判定する。判定材料が切り替わるのがここ。また多値従属が1つあるだけでは違反にならず、独立した多値従属が2つ以上同居して初めて組合せ爆発が起きる。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。