データベーススペシャリスト暗記無料で始める

ボイス・コッド正規形とは?ボイス・コッドせいきけい

ボイス・コッド正規形とは、自明でないすべての関数従属について、その決定項が超キーになっている状態。第3正規形より強い条件で、BCNFと略す。第3正規形が非キー属性の従属だけを問題にするのに対し、こちらはキー属性を決めている非超キーの決定項も許さないため、候補キーが複数あって互いに属性を共有する関係で差が出る。

最終更新:2026-10-06

試験情報

データベーススペシャリスト試験の過去問では6問の解説で触れられています(2016年度〜2023年度)。

データベーススペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:BCNF、Boyce-Codd正規形

この語が出る過去問を解く →

背景

第3正規形まで分解しても、候補キーが重なり合う関係では更新時異状が残ることがレイモンド・ボイスとエドガー・コッドによって示された。原因は、条件が「非キー属性」に限定されていて、キー属性を決めている決定項が野放しになっていた点にある。そこで属性の種類を問わず「決定項は超キーであること」だけを条件に置き直したのがBCNFである。試験では第3正規形との差が出る例を判定させる形で問われる。

具体例

(学生, 科目, 教員)で、教員→科目(教員は1科目だけ担当)、(学生, 科目)→教員が成り立つ関係を考える。全属性がキー属性なので第3正規形は満たすが、決定項の教員が超キーではないためBCNFではなく、(教員, 科目)と(学生, 教員)へ分解する。

試験での引っ掛け

第3正規形は満たすがBCNFを満たさない関係が存在する——候補キーが複数あって互いに属性を共有するときに生じやすい。またBCNFへの分解は無損失分解にはできるが、関数従属性の保存を犠牲にすることがある。第3正規形までなら両立する分解が必ず存在する点との対比が頻出。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 6問の解説で触れられる(2016年度〜2023年度)
  • 分野:午前II
  • 第3正規形は満たすがBCNFを満たさない関係が存在する——候補キーが複数あって互いに属性を共有するときに生じやすい。