第1正規形とは?
第1正規形とは、すべての属性値が単一の値(原子値)であり、繰返し項目や複数値を含まない状態。
データベーススペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2021年度)。
だいいちせいきけい
第1正規形の意味
すべての属性値が単一の値(原子値)であり、繰返し項目や複数値を含まない状態。
第1正規形の具体例
「電話番号1, 電話番号2, 電話番号3」と横に並べた表や、1つのセルに複数値を詰めた表を、別表に切り出して行方向に持たせる。
第1正規形は試験でどう引っ掛けられる?
繰返し部分を切り出すときは、元の表の主キーを新表に持たせないと元のデータに戻せない。
第1正規形と関連する用語
第1正規形が出た過去問
第1正規形から第5正規形までの正規化に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:第3正規形までは、情報無損失でかつ関数従属性保存の分解ができる。
要点:第3正規形までは無損失かつ従属性保存の分解が可能
第3正規形までは、情報無損失(結合しても元に戻る)と関数従属性の保存を両立する分解が必ず存在することが知られている。一方でボイス・コッド正規形以降になると、無損失分解はできても関数従属性の保存が犠牲になる場合がある。
出典:平成28年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問8(IPA)第1正規形から第5正規形までの正規化に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:第3正規形への分解では、情報無損失かつ関数従属性が保存される。
要点:第3正規形までは無損失かつ関数従属性保存の分解ができる
第3正規形までは、分解しても結合により元に戻せる(情報無損失)うえ、元の関数従属性も保存される分解が必ず存在する。ボイス・コッド正規形以降になると、無損失分解はできても関数従属性の保存が犠牲になる場合がある点が対比される。
出典:令和1年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問7(IPA)第1正規形から第5正規形までの正規化に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:第3正規形への分解では、情報無損失かつ関数従属性が保存される。
要点:第3正規形までは無損失かつ関数従属性を保存して分解できる
第3正規形までであれば、情報を失わずに元へ復元できる(情報無損失)分解で、かつ元の関数従属性をすべて分解後の関係に保存する分解が常に可能である。一方、ボイス・コッド正規形より先へ進める分解では、無損失は保てても関数従属性の保存が犠牲になる場合がある。よってウが適切。
出典:令和3年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。