第2正規形とは?
第2正規形とは、第1正規形であり、かつすべての非キー属性が候補キーに完全関数従属している状態。すなわち部分関数従属が存在しない。
データベーススペシャリスト試験の過去問では6回出題されています(2017年度〜2023年度)。
だいにせいきけい
第2正規形の意味
第2正規形の具体例
(受注番号, 商品コード)を主キーとする受注明細から、商品コードだけで決まる商品名を商品表へ切り出す。
第2正規形は試験でどう引っ掛けられる?
主キーが単一属性の表は無条件で第2正規形を満たす。部分従属は複合キーのときにしか起こらない。
第2正規形と関連する用語
第2正規形が出た過去問
第2正規形であるが第3正規形でない表はどれか。ここで、講義名に対して担当教員は一意に決まり、所属コードに対して勤務地は一意に決まるものとする。また、{ }は繰返…
正解:社員番号[主キー], 氏名, 所属コード, 勤務地 の表(例:15547, 小林明, 75T, 東京)
要点:推移的関数従属が残る表は第2正規形止まりになる
第3正規形でないとは、非キー属性が主キーに推移的に関数従属している状態を指す。社員番号→所属コード→勤務地という連鎖があると、勤務地は主キーに推移的に従属するため第3正規形にならない。主キーが単一属性なので部分関数従属は起こり得ず、第2正規形は満たしている。
出典:平成29年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問7(IPA)第2正規形である関係Rが、第3正規形でもあるための条件として、適切なものはどれか。
正解:推移的関数従属性が存在しない。
要点:第3正規形の条件は推移的関数従属が存在しないこと
第3正規形は、第2正規形であることに加えて、非キー属性が候補キーに推移的に関数従属していないことを条件とする。すなわちキー→非キー属性X→非キー属性Yという連鎖がなければよい。部分関数従属の排除は第2正規形の条件である。
出典:平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問4(IPA)第2正規形であるが第3正規形でない表はどれか。ここで、講義名に対して担当教員は一意に決まり、所属コードに対して勤務地は一意に決まるものとする。また、{ }は繰返…
正解:表ウ:社員番号(主キー)、氏名、所属コード、勤務地。例:15547、小林明、75T、東京
要点:第3正規形でない=非キー属性への推移的関数従属が残る
第3正規形でないとは、非キー属性が主キーに推移的に関数従属している状態を指す。ウは主キーの社員番号が所属コードを決め、その所属コードが勤務地を決めるという二段構えの従属があり、推移的関数従属が残っているので第2正規形どまりである。他は繰返し項目があって非正規、あるいは推移的従属も部分的従属もない第3正規形になっている。
出典:令和2年度 10月 データベーススペシャリスト試験 am2 問5(IPA)関係R(A,B,C)の候補キーが{A,B}と{A,C}であり、{A,B}→C及びC→Bの関数従属性があるとき、関係Rはどこまでの正規形の条件を満足しているか。
正解:第3正規形
要点:全属性がキー属性なら第3正規形。非キーの決定子でBCNF不成立
候補キーが{A,B}と{A,C}なので、A・B・Cはいずれも候補キーに含まれるキー属性であり、非キー属性が存在しない。非キー属性がなければ部分関数従属も推移的関数従属も生じ得ないため、第2正規形・第3正規形は自動的に満たす。しかしC→Bという従属のCは候補キーでもスーパーキーでもないので、すべての決定子が候補キーであることを求めるボイス・コッド正規形は満たさない。よって第3正規形まで。
出典:令和3年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問3(IPA)第2正規形である関係Rが、第3正規形でもあるための条件として、適切なものはどれか。
正解:推移的関数従属性が存在しない。
要点:第3正規形の条件は推移的関数従属が存在しないこと
第3正規形は、第2正規形であることに加えて、非キー属性が候補キーに推移的に関数従属していないことを求める。すなわち「キー→非キー属性X→非キー属性Y」という二段の従属が残っていないことが条件になる。よってイが正しい。
出典:令和4年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。