極小被覆とは?きょくしょうひふく
極小被覆とは、与えられた関数従属の集合と論理的に同じ内容を持ちながら、これ以上減らせないところまで削った集合。他から導ける冗長な従属を除き、左辺に付いた余分な属性を落とし、右辺を単一属性へ分解した形にする。無駄のない表の集合を得るための、正規分解の出発点になる。
最終更新:2026-10-06
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設計の場で挙がる関数従属は、担当者ごとに重複したり、既に導けるものを重ねて書いたりして膨らむ。そのまま分解へ進めると、同じ制約に対して余分な表が生まれてしまう。先に等価性を保ったまま最小の形へ整えておけば、そこから作られる表にも無駄が出ない。第3正規形への分解手続きがこの集合を入力に取るのは、そのためである。
具体例
A→B、B→C、A→Cの3つが挙がっているとき、A→CはA→BとB→Cから推移律で導ける。だから落としてよく、残した2つから元の3つがすべて復元できる。表現できる内容は減っていない。
試験での引っ掛け
削ってよい条件は「取り除いた後の集合から元の従属がすべて導けること」だけで、似ているという理由では落とせない。等価性を崩す削除は制約そのものを失う改悪になる。さらに結果は1通りとは限らず、削る順序によって別の形が得られることがある。最小ではあっても唯一ではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。