ディメンションテーブルとは?ディメンションテーブル
ディメンションテーブルとは、ファクトテーブルが持つ測定値を「いつ・どこで・誰が・何を」で切り分けるための属性を集めた表。商品・店舗・期間・顧客などが該当し、年→四半期→月→日のような階層をあらかじめ列として抱えておくことで、集計の粒度を下げるドリルダウンや上げるロールアップが結合1段で行える。
最終更新:2026-10-06
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業務系では商品マスタも組織マスタも正規化されて複数表に散っており、そのまま集計すると結合が深くなる。さらに厄介なのはマスタを更新すると過去の集計結果まで変わってしまうことで、店舗の管轄が変われば昨年度の地域別売上が今年になって動く。分析側が必要とするのは「当時どうだったか」なので、履歴を保持でき結合の浅い専用の表を別に用意することになった。
具体例
Snowflakeなどに載せる小売のデータ基盤では、店舗ディメンションに「地域→都道府県→店舗」を列として並べ、地域別売上から店舗別まで一気に降りられるようにする。管轄替えが起きたときは行を上書きせず、有効期間を付けて新しい代理キーで1行足す(SCD Type 2)ので、過去分は当時の地域のまま集計され続ける。
試験での引っ掛け
スタースキーマとスノーフレークスキーマの取り違えが定番。階層を1表に押し込んだ非正規化形がスター、階層を別表へ切り出した正規化形がスノーフレークである。ふだんの設計感覚では「正規化されているほうが良い」と判断しがちだが、DWHは更新が少なく結合の削減が効くためあえて非正規化したスターが基本形という、向きの逆転を押さえておく。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(IPA)解説で登場
スタースキーマでモデル化し、一定期間内に発生した取引などを分析対象データとして格納するテーブルはどれか。
正解:ファクトテーブル
要点:スタースキーマの中心=実績を持つファクトテーブル
スタースキーマは、分析対象となる数値(売上金額や数量など)を中心のテーブルに置き、その周囲に分析の切り口となるテーブルを放射状に配置する構造である。中心にある明細・実績を保持するテーブルをファクトテーブルと呼び、期間内に発生した取引がここに蓄積される。切り口側のテーブルはディメンションテーブルである。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。