データベーススペシャリスト暗記無料で始める

非正規化とは?ひせいきか

非正規化とは、性能を確保するために、いったん正規形へ整えた表をあえて崩し、冗長な列や導出項目を持たせる物理設計上の判断。結合や集計の回数を減らせる代わりに、同じ事実が複数箇所へ写るので、更新のたびに全部を揃える仕掛けが要る。崩す前に索引や区分化で足りないかを確かめるのが順序になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

データベーススペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:逆正規化、denormalization、非正規化(デノーマライズ)、デノーマライズ、非正規化(デノーマライゼーション)、デノーマライゼーション

データベースSPを最短で暗記・合格する →

背景

正規化は同じ事実を1か所だけに置く設計で、更新時の異常を防ぐには理にかなっている。ただし細かく分けるほど1画面を出すのに必要な結合が増え、応答時間の要求に届かない場面が出てくる。整合性の守りやすさと速さは同時には最大化できないため、維持コストをどこまで引き受けるかを決めて崩す。この判断は論理設計ではなく物理設計の段階に属する。

具体例

受注表に、明細を足し合わせれば求まる合計金額の列を持たせ、一覧画面での毎回の集計をやめる。楽天市場やAmazonの商品一覧がレビュー件数と平均点をあらかじめ抱えているのも同じ形で、表示のたびに投稿を数え直さない代わりに、投稿時に数値を書き換えている。

試験での引っ掛け

効くのは参照が多く更新が少ない場合に限られる。更新が頻繁だと、写した値を揃える処理とロックの競合が結合の節約を食いつぶす。導出項目を置いた時点で、更新経路が1本でなくなれば値がずれるので、トリガや更新手順とセットで設計する。整合性を守る責任がDBMSからアプリケーション側へ移る点が本質である。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

データベースSPを最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 効くのは参照が多く更新が少ない場合に限られる。