EAI・ESB(システム間連携基盤)とは?いーえーあい・いーえすびー
EAI・ESB(システム間連携基盤)とは、個別に作られた業務システム同士を、データ形式の変換や宛先の振り分けを担う中継の仕組みを介してつなぐ基盤。中央にハブを置く形がEAI、共通のバスに各システムをぶら下げる形がESBで、いずれも接続の組合せが爆発するのを避けて疎結合に保つことを狙う。
最終更新:2026-10-06
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システム同士を直接つなぐと、n個に対して接続は最大 n(n-1)/2 本まで増え、片方の改修がもう片方へ次々と波及する。文字コードもコード体系も送達確認の作法も接続ごとに書き込まれるため、担当者が離れると誰も手を入れられなくなる。この増殖を、変換と振り分けを1か所へ集約することで止めたのがこの基盤である。DB側から見れば「どの表がいつ他システムのデータで更新されるか」が基盤の定義に集まる。
具体例
販売・在庫・会計の3システムを直接つなぐと6経路になるが、基盤を挟めば各システムは基盤とだけつなぐ3経路で済む。IBM App ConnectやMuleSoft、OSSのApache Camelが実装にあたり、商品コードの読み替え、文字コード変換、再送と送達確認を基盤側へ寄せられる。
試験での引っ掛け
基盤そのものが単一障害点になり、止まれば全システムの連携が同時に止まる。また変換ルールが業務ロジックを吸い込んで肥大化すると、疎結合にしたはずが基盤を介した新しい密結合を生む。Web APIによる連携と対立する概念ではなく、いまはAPI管理基盤という呼び名で同じ役割が語られることが多い点も押さえておく。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(IPA)
SOAにおいて、異なるアプリケーションソフトウェアやコンポーネントの間でのデータのやり取りを行うために、データ形式の変換、データの振り分け、非同期連携などの機能…
正解:ESB
要点:ESBは形式変換や振分けを担うサービス連携の基盤
ESB(Enterprise Service Bus)は、サービス間の連携を仲介する基盤で、データ形式の変換、宛先に応じた振分け(ルーティング)、非同期のメッセージ受渡しなどを担う。各サービスが相手の形式や所在を直接意識せずに済むため、疎結合なサービス連携を実現できる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。