SOA(サービス指向アーキテクチャ)とは?えすおーえー
SOA(サービス指向アーキテクチャ)とは、業務の意味のまとまりを再利用できる部品(サービス)として切り出し、標準化した呼び出し口を介して組み合わせる設計思想。呼ぶ側は中の実装を知らずに済むため、片側を作り替えても相手へ波及しない。データを持つ側も業務単位で分かれるので、どのサービスがどのデータの正本を持つかを決めることが設計の要になる。
最終更新:2026-10-06
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業務ごとに独立して作られたシステムが増えるほど、同じ顧客情報が各所に重複し、連携のたびに相手の内部構造へ合わせた個別接続が積み上がった。仕様変更のたびに接続先を全部直す状態を断ち切るため、内部を隠して契約だけを公開する単位で切り分ける発想が広がった。試験では、正本をどこに置くか、サービスをまたぐ整合性をどう保つかという設計判断の形で現れる。
具体例
Salesforceは取引先・商談・請求といった業務の単位でREST APIを公開しており、社内の受注システムからもBIツールからも同じ呼び出し口を使う。呼ぶ側はデータがどの表にどう格納されているかを知らないので、項目の追加や内部の作り替えがあっても呼び出し方は変わらない。
試験での引っ掛け
粒度を技術的な処理単位(1表への1操作)で切ると、画面を1枚出すのに何十回も呼ぶことになり、通信の往復と分散した整合性維持のほうが高くつく。切る単位は業務上の意味。マイクロサービスと同一視するのも誤りで、こちらは企業全体での再利用を狙う設計思想であって、実装形態を限定しない。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(IPA)
SOAにおいて、異なるアプリケーションソフトウェアやコンポーネントの間でのデータのやり取りを行うために、データ形式の変換、データの振り分け、非同期連携などの機能…
正解:ESB
要点:ESBは形式変換や振分けを担うサービス連携の基盤
ESB(Enterprise Service Bus)は、サービス間の連携を仲介する基盤で、データ形式の変換、宛先に応じた振分け(ルーティング)、非同期のメッセージ受渡しなどを担う。各サービスが相手の形式や所在を直接意識せずに済むため、疎結合なサービス連携を実現できる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。