ドリルダウン・ロールアップとは?ドリルダウン・ロールアップ
ドリルダウン・ロールアップとは、多次元分析で集計の粒度を上下させる1組の操作。ドリルダウンは年→四半期→月のように階層を下って詳細を見る操作、ロールアップは逆に階層を上って集約する操作を指す。見る軸そのものは変えず、詳しさだけを変える点が両者に共通する。
最終更新:2026-10-06
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集計を1段だけ出しても「なぜその数字なのか」は分からず、明細を全部並べても傾向は読めない。異常に気づいた地点だけを深掘りし、把握できたら元の高さへ戻る、という人の思考の順序をそのまま操作にしたのが階層の上下移動である。データウェアハウスを設計する際は、次元表に階層を持たせるかどうかがこの操作の可否を決める。
具体例
家電量販店の売上を、全社→地域→店舗→売場と掘り下げるのがドリルダウンにあたる。Microsoft Power BIやOracle Essbaseのような分析ツールでは、次元表に「年‐四半期‐月‐日」の階層を定義しておくことで、クリック1つでこの上下移動ができる。
試験での引っ掛け
スライス・ダイスとの取り違えが定番。粒度を上下させるのがドリルダウン/ロールアップ、軸の値を固定して切り出すのがスライス、軸そのものを入れ替えるのがダイス(ピボット)。名前の似たドリルスルーは集計値から元の明細へ降りる操作で、階層をたどるドリルダウンとは別物である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。