RAID6とRAID10(ネストRAID)とは?れいどろくとれいどじゅう
RAID6は誤り訂正用の情報を2種類つくって全ディスクへ分散させ、同時に2台が壊れても中身を取り戻せるようにした方式。RAID10は2台1組の複写をつくり、その組を並べて分散書込みする二段構えで、更新のたびの計算が要らないぶん書込みが速い。
最終更新:2026-10-06
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ディスクが大容量化した結果、1台の故障から再構築している最中に2台目が壊れる確率を無視できなくなった。再構築は残る全台を端から読み切る作業で、負荷が高く時間も長いためである。二重の故障そのものに耐えるか、そもそも再構築を軽い作業にしてしまうか——RAID6とRAID10は、この同じ問題に対する二通りの答えにあたる。
具体例
RAIDの分類はカリフォルニア大学バークレー校のパターソンらが1988年の論文で整理したもので、二重の故障に備えるRAID6は後年に加わった。更新が多いオンライン系の領域にはRAID10、参照が中心で容量を稼ぎたい履歴やアーカイブにはRAID6、という使い分けをする。
試験での引っ掛け
実効容量の計算を取り違えやすい。n台構成の実効容量は、RAID5がn−1台分、RAID6がn−2台分、RAID10は全体の半分になる。冗長度を上げるほど使える容量が減るという向きを押さえておけば、選択肢の絞り込みに使える。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
データからパリティを生成し、データとパリティを4台以上のハードディスクに分散して書き込むことによって、2台までのハードディスクが故障してもデータを復旧できるRA…
正解:RAID6
要点:RAID6は二重パリティで2台同時故障まで復旧できる
RAID6は、パリティを2種類生成して各ディスクへ分散して書き込む方式で、ディスクが2台まで同時に故障してもデータを復元できる。データ用に2台分以上、パリティ用に2台分の容量が必要なため、最低4台の構成が必要になる。よってエが正しい。
出典:令和7年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問23(IPA)
4台の磁気ディスクで構成されたRAID6のディスクアレイシステムがあり、パリティの計算方法は次のとおりである。磁気ディスク2と磁気ディスク3が故障したとき、デー…
正解:D1, Ap, Av
要点:RAID6は2系統のパリティを順に使い2台故障から復元する
RAID6は方式の異なる2種類のパリティを持つため、2台同時故障からも復元できる。この設問では、片方のパリティが生存ディスク上のデータブロックと復元対象の一方との排他的論理和になっているので、その式からまず一方のブロックを求められる。求まったブロックともう一方のパリティを組み合わせれば、残りのブロックも排他的論理和で復元できる。必要なのは生存側のデータブロック1つと2種類のパリティである。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの2 コンピュータシステム > 1. システムの構成 > (6) ストレージに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。