シンプロビジョニングとは?シンプロビジョニング
シンプロビジョニングとは、利用者には大きな論理容量を割り当てて見せておき、物理領域は実際に書き込まれたぶんだけ後から確保していくストレージの割当て方式。使う予定の分まで先に押さえるシックプロビジョニングと対になり、確保済みのまま使われずに眠る領域を減らして初期投資を後ろへずらせる。
最終更新:2026-10-06
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容量は後から増やすより減らすほうが難しいため、利用部門は将来ぶんを上乗せして申請する。その結果、確保済みなのに実際には書かれていない領域が全体のかなりの割合を占める、という無駄が構造的に生まれていた。実消費に追従して物理を足す形にすればこの上乗せぶんを買わずに済む。db試験では表領域の見積りと、区分化・アーカイブの計画をどう立てるかという文脈で効いてくる。
具体例
VMware vSANやNetAppのストレージが標準機能として備えており、各部門に1TBずつ見せたまま物理ディスクは実使用ぶんだけ載せていく。Amazon Auroraのストレージが10GB単位で自動拡張し使用量に応じて課金されるのも同じ考え方で、表領域を最初から最大値で確保しておく必要がなくなる。
試験での引っ掛け
論理容量の合計が物理容量を超えるオーバコミットが前提の方式なので、実使用量の監視をやめた時点で危険な運用になる。物理が尽きると、割当て済みに見えていた表領域への書込みが一斉に失敗する。行を削除しても断片化で物理が戻らないことがある点、応答時間の要件が厳しいDBでは性能が読みにくく敬遠される点も押さえておく。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
ストレージ技術におけるシンプロビジョニングの説明として、適切なものはどれか。
正解:利用者の要求に対して仮想ボリュームを提供し、物理ディスクは実際の使用量に応じて割り当てる。
要点:シンプロビジョニングは実使用量に応じて物理領域を割当て
シンプロビジョニングは、利用者には要求どおりの容量を持つ仮想ボリュームを見せておき、物理ディスクは実際に書き込まれた分だけ割り当てる技術である。使われないまま確保される領域が減るため、ディスクの利用効率を高められる。よってエが正しい。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。