IDEF1Xとは?あいでふわんえっくす
IDEF1Xとは、実体を箱、属性を箱の中の2段(上段が主キー、下段が非キー)で書き、親の主キーを子の主キーへ引き継ぐかどうかを箱の形と線種で描き分けるデータモデル表記法。図の形そのものが主キー構成を宣言するため、論理設計の合意形成に使われる。
最終更新:2026-10-06
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表記が人によって違うと、同じ図を見ても主キーが何かで解釈が割れ、実装の段階になって食い違いが表面化する。そこで箱の形と線種に意味を固定し、図を読めば主キー構成が一意に定まるよう規格化された。米国空軍のICAMプログラムに由来し、後にNISTがFIPS PUB 184として標準化している。db試験の概念データモデル問題もこの系統の記法で出題される。
具体例
受注と受注明細では、明細の主キーが「受注番号+明細番号」になるため角丸の箱と実線で結ぶ。一方、社員が持つ部門コードは非キー属性にとどまるので角形の箱と破線になる。erwin Data Modelerのようなツールは、この区別から主キー定義とDDLを生成する。
試験での引っ掛け
箱の形と線種は見た目の好みではなく主キー構成の宣言である。角丸=親の主キーを継承した依存実体という約束を知らずに実線と破線を取り違えると、主キー設計そのものを読み違える。基数の記号もIE記法とは別体系なので、混ぜて読まない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。