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共通フレーム(SLCP)とは?きょうつうふれーむ

共通フレーム(SLCP)とは、ソフトウェアの取得者と供給者が、作業の呼び名と範囲を同じ意味で使えるようにIPAが整備した共通の物差し。企画・要件定義・開発・運用・保守・廃棄までのライフサイクルを作業項目として並べ、どちらがどこを担うかを取り決められる形にしてある。契約書や検収の記述はこの用語体系に載せる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

システム監査技術者試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2025年度)。

システム監査技術者試験の頻出用語/午前II

別名:共通フレーム、SLCP、JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)、JIS X 0160、ソフトウェアライフサイクルプロセス、ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP)、共通フレーム(SLCP-JCF)、SLCP-JCF

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背景

発注側と受注側が同じ言葉を違う意味で使うと、「要件定義は終わったのか」「どこまでが見積りに入っていたのか」が後から争点になる。作業項目を共通の名前で並べ、誰の作業かを取り決められる土台を用意したのが共通フレームである。監査では、契約書に書かれた作業範囲と実際の分担を突合し、責任の空白が生じていないかを確かめる際の物差しとして働く。

具体例

再構築を外部委託した案件で、受入テストの計画と実施をどちらが担うかを共通フレームの作業項目名で契約書に書き分けておけば、テストで見つかった不具合の扱いが権利義務の争いになる前に整理できる。監査人は、その記述と実際に作業した組織の記録を突き合わせ、どの作業項目にも担い手が割り当たっているかを見る。

試験での引っ掛け

作業項目を列挙した枠組みであって、すべての実施を義務づける標準ではない。プロジェクトの性質に応じて必要な作業を選び修整して使う(テーラリング)ことが前提で、全項目の実施を求める記述は誤りである。開発方法論や開発手順書そのものでもない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2018年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 作業項目を列挙した枠組みであって、すべての実施を義務づける標準ではない。