カークパトリックモデルとは?かーくぱとりっくもでる
カークパトリックモデルとは、教育研修の効果を4段階で評価するモデル。レベル1は反応(受講者の満足度)、レベル2は学習(理解度の到達)、レベル3は行動(職場での実践)、レベル4は結果(業績への貢献)を測る。上位の段階ほど測定に時間と手間がかかり、レベル4まで追う組織は多くない。実施記録そのものは投入の証跡にすぎず、どの段階の効果も示さない。
最終更新:2026-10-06
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評価が受講直後のアンケートだけだと、満足度は高いのに職場では何も変わらないという事態を検知できない。測る対象を反応から結果まで段階に分けたのは、効果がどこまで届いたかを区別して語れるようにするためである。監査では、セキュリティ教育の有効性を評価する際に、実施記録だけを証拠にしていないかという形で使える。
具体例
情報セキュリティ研修なら、受講後アンケート(レベル1)と理解度テスト(レベル2)に加え、標的型攻撃メール訓練の開封率の推移(レベル3)、インシデント報告件数の変化(レベル4)まで追う設計になる。
試験での引っ掛け
レベル2は「理解度」であって職場での行動変容ではない。段階の対応、とりわけレベル2と3の入れ替えが問われる。受講率や実施回数は投入量の指標にすぎず、4段階のどれにも当たらない。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問23(IPA)
新システムの受入れ支援において、利用者への教育訓練に対する教育効果の測定を、カークパトリックモデルの4段階評価を用いて行う。レベル1(Reaction)、レベル…
正解:d
要点:カークパトリックのレベル2は理解度テスト等で学習到達度を測る段階
カークパトリックの4段階評価は、レベル1が受講者の満足度や反応、レベル2が知識・技能の習得度、レベル3が職場での行動変容、レベル4が業績など組織成果への影響を測る。理解度確認テストを実施して結果をフィードバックする活動は、学んだ内容が身についたかを測るものなので、レベル2(Learning)に当たる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。