LBOとは?えるびーおー
LBOとは、買収対象企業の資産や将来のキャッシュフローを担保として調達した借入金で、少ない自己資金のまま企業を買収する手法。返済の原資も対象企業が生み出す資金に依るため、買収後は財務レバレッジの高い状態になる。自己資金の少なさを借入で埋める構造のため、対象企業の収益力の見積りが崩れると返済が行き詰まる。
最終更新:2026-10-06
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自己資金だけでは、規模の大きい企業を買える買い手はごく限られる。買収される側の稼ぐ力を担保に使えるようにしたことで、投資ファンドや経営陣による買収が現実的になった。監査の観点では、買収後の会社に重い返済負担が乗るため、IT投資の抑制やシステム統合計画の実行可能性へ影響が及ぶ点を押さえておきたい。
具体例
国内でも投資ファンドが上場企業を非公開化する場面などで用いられ、対象企業の借入として計上される。買収後にシステム統合を伴う場合は、統合に必要な費用と要員が返済計画と両立しているかが監査での検討材料になる。
試験での引っ掛け
MBOとの取り違えが定番。対象企業の資産・キャッシュフローを担保に借入で買うという資金調達面の分類がLBO、現経営陣が買い手になるという買い手の属性による分類がMBOで、両者は同時に成り立つため排他ではない。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問24(IPA)
LBOの説明はどれか。
正解:買収先企業の資産などを担保に,金融機関から資金を調達するなど,限られた手元資金で企業を買収する。
要点:LBOは買収先の資産を担保に少ない自己資金で企業を買収する
LBOは、買収対象企業の資産や将来生み出すキャッシュフローを担保に金融機関などから資金を借り入れ、少ない自己資金で企業を買収する手法である。借入れは買収後に対象企業が負担する形になるため、財務レバレッジが高まり、事業が想定どおり進まないと返済負担が重くのしかかる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。