M&Aとは?
M&Aとは、企業の合併・買収により、事業や経営資源を取得する手法。自前で育てるより時間を買えるのが利点で、技術・人材・顧客基盤の獲得を狙う。買収後の統合作業(PMI:Post Merger Integration)で、業務プロセスと情報システムの統合方針を決めることがITストラテジストの主要な論点となる。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2024年度)。
えむあんどえー
M&Aの意味
企業の合併・買収により、事業や経営資源を取得する手法。自前で育てるより時間を買えるのが利点で、技術・人材・顧客基盤の獲得を狙う。買収後の統合作業(PMI:Post Merger Integration)で、業務プロセスと情報システムの統合方針を決めることがITストラテジストの主要な論点となる。
M&Aの具体例
同業を買収した後、基幹システムを片寄せするか併存させるかを、統合効果・移行リスク・期間から評価し、段階的な片寄せ計画を立てる。
M&Aは試験でどう引っ掛けられる?
合併と買収を同一視しない。合併は法人格が1つに統合され、買収は株式・事業の取得なので対象企業が存続しうる。段階の取り違えも多い——デューデリジェンスは契約前の調査、PMIは成立後の統合作業で順序が逆になっている選択肢は誤り。アンゾフの成長マトリクスの象限(多角化など)はM&Aと並ぶ選択肢ではなく、M&Aはそれを実現する手段の側。
M&Aと関連する用語
M&Aが出た過去問
情報システムを対象としたデューデリジェンスの説明として、適切なものはどれか。
正解:企業買収などの重要な判断を行う場合に、買収などの対象となる企業の情報システムの価値やリスクを評価すること
要点:デューデリジェンスは買収判断のため対象の価値とリスクを事前評価する
デューデリジェンスは、M&Aなどの重要な意思決定に先立って対象企業を詳しく調査し、その価値とリスクを見極める活動である。情報システムを対象とする場合は、システムの資産価値、保守可能性、ライセンスや契約の状況、統合に伴う追加コスト、セキュリティ上の問題などを評価し、買収価格や統合方針の判断材料とする。日常業務の統制や法令遵守体制の構築とは目的が異なる。
出典:令和4年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問1(IPA)情報システムを対象としたデューデリジェンスの説明として、適切なものはどれか。
正解:企業買収などの重要な意思決定を行う場合に、買収などの対象に含まれる企業の情報システムの価値やリスクを評価すること
要点:デューデリジェンスは買収判断のため対象の価値とリスクを事前評価する
デューデリジェンスは、M&Aなど重要な意思決定に先立って対象を詳細に調査し、価値とリスクを見極める活動である。情報システムを対象とする場合は、システムの資産価値、老朽度や保守性、ライセンス・契約の状況、統合に必要な追加投資、セキュリティ上の懸念などを評価し、買収の可否や価格、統合方針の判断材料とする。
出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。