SL理論とは?
SL理論とは、唯一最適なリーダーシップは存在せず、部下の成熟度に応じて有効なリーダーシップの型が変わるとする理論。成熟度が低いうちは指示的に、高まるにつれて委任的に関与を減らしていく。
システム監査技術者試験の過去問では5回出題されています(2017年度〜2025年度)。
えすえるりろん
SL理論の意味
唯一最適なリーダーシップは存在せず、部下の成熟度に応じて有効なリーダーシップの型が変わるとする理論。成熟度が低いうちは指示的に、高まるにつれて委任的に関与を減らしていく。
SL理論の具体例
新人には手順を細かく指示し、熟練者には目標だけ示して進め方を任せる。
SL理論は試験でどう引っ掛けられる?
4つの型(教示的・説得的・参加的・委任的)を、部下の成熟度が高まる順に対応させる出題が多い。
SL理論と関連する用語
SL理論が出た過去問
リーダシップを“タスク志向”と“人間関係志向”の強弱で四つの型に分類し,部下の成熟度によって,有効なリーダシップの型が変化するとしたものはどれか。
正解:SL理論
要点:SL理論は部下の成熟度に応じて有効なリーダシップ型が変わる
SL理論は、リーダの行動をタスク志向と人間関係志向の二軸で四つの型に分け、部下の成熟度に応じて有効な型が移り変わるとする状況適応型のリーダシップ論である。成熟度が低い段階では指示的な関わりが有効で、成熟が進むにつれ支援型、さらに委任型へと移行していく。
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問16(IPA)ハーシィ及びブランチャードが提唱するSL理論の説明はどれか。
正解:教示的,説得的,参加的,委任的の四つに,部下の成熟度レベルによって,リーダシップスタイルを分類した理論
要点:SL理論は部下の成熟度に応じ四つのリーダシップ型を使い分ける
SL理論は、部下の成熟度に応じて有効なリーダシップのとり方が変わるとする状況適応型の理論である。成熟度が低い段階では具体的に指示する教示的、次いで説明と説得を伴う説得的、意思決定に加わってもらう参加的、そして任せる委任的へと移行していく。リーダに固定的な最適スタイルはないという主張が核心にある。
出典:令和1年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問16(IPA)リーダーシップを“タスク志向”と“人間関係志向”の強弱で四つの型に分類し、部下の成熟度によって、有効なリーダーシップの型が変化するとしたものはどれか。
正解:SL理論
要点:SL理論は部下の成熟度で有効なリーダー型が変わるとする
SL理論(Situational Leadership、状況対応リーダーシップ)は、リーダーの行動をタスク志向(指示的行動)と人間関係志向(協労的行動)の二軸で四つの型に分け、部下の成熟度に応じて有効な型が「指示的→説得的→参加的→委任的」と移り変わるとする。唯一最善のリーダー像はなく、相手の状態に合わせて型を変えるべきだという考え方である。
出典:令和5年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問16(IPA)リーダーシップのコンティンジェンシー理論の説明はどれか。
正解:唯一最適な部下の指導・育成のスタイルは存在しない、という考え方に基づいて、リーダーの特性や行動と状況の関係を分析したもの
要点:リーダーシップに唯一最適はなく状況との適合で有効性が決まる
リーダーシップのコンティンジェンシー理論は、あらゆる状況で通用する唯一最適なリーダーシップ様式は存在せず、有効な様式は部下の成熟度、課題の構造、リーダーと部下の関係といった状況要因によって変わるとする立場である。フィードラーのLPCモデルやSL理論がこの系統に属し、リーダーの特性・行動と状況との適合を分析する。
出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問16(IPA)リーダーシップ論のうち、SL理論の説明はどれか。
正解:有効なリーダーシップスタイルは部下の成熟度によって異なる、という前提に立って、“仕事志向の強さ”と“人間志向の強さ”の2軸で4象限に分け、状況に応じてリーダーシップのスタイルを教示型→説得型→参加型→委任型へと、その有効性を高めていくプロセスを示している。
要点:SL理論は部下の成熟度に応じてリーダーの関与を段階的に減らす
SL理論(状況対応リーダーシップ理論)は、唯一最良のリーダー像はなく、有効なスタイルは部下の成熟度によって変わるとする考え方である。指示的行動(仕事志向)と協労的行動(人間志向)の二軸で四つの象限を作り、部下が未熟な段階では細かく指示する教示型から始め、成熟に応じて説得型、参加型へ移り、最終的には任せる委任型へと移行していく。部下の成長段階に合わせてリーダーの関与を段階的に減らしていく、というプロセス性が他理論との違いになる。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。