XY理論とは?えっくすわいりろん
XY理論とは、管理者が部下について置く前提を二つの型に分けた考え方。X理論は、人は働くことを嫌うので命令と統制で動かすほかないとする前提、Y理論は、目標に納得すれば自ら統制して働くとする前提を指す。統制環境が過剰か過少かを評価するとき、この前提の置き方が判断の手掛かりになる。
最終更新:2026-10-06
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統制は多いほど良いという考えは、費用と士気の双方を損なう。どこまで人を信じ、どこから記録で縛るかは、管理者の人間観という言語化されない前提に委ねられてきた。この前提を二つの型として名付けたことで、統制の過不足を「置いている前提が妥当か」という形で議論できるようになった。
具体例
米国の経営学者ダグラス・マグレガーが1960年の著作で示した枠組みで、在宅勤務者の画面を常時監視する統制はX理論寄りの前提に立つ。監査人は逸脱の発生実績、労使での合意、個人情報の取扱いを照らし、統制が目的に対して過剰でないかを評価する。
試験での引っ掛け
Y理論を「管理をしない」と読む誤り。目標による管理や権限委譲という別の管理方式を採ることを含む。またX理論が常に誤りというわけではなく、逸脱の実績が高い業務では記録と承認による統制が妥当と評価される場面もある。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。