スマートメータとHEMSとは?すまーとめーたとへむす
スマートメータは通信機能を備え、電力使用量を遠隔で計測・送信する電力量計。HEMS(住宅エネルギー管理システム)はその情報を受けて宅内機器の使用状況を可視化し制御する仕組みである。需要側から使用量を調整できる反面、生活の様子を映す粒度の細かいデータを扱う点が統制上の論点になる。
最終更新:2026-10-06
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検針は人が各戸を巡回して目視で読み取るしかなく、月に1回の総量しか分からないため、時間帯ごとの需給を調整する手立てが無かった。計量と通信を一体にしたことで、需要側の消費を価格や要請で動かす余地が生まれた。監査人が押さえるべきは、この仕組みが生活パターンを推定できる粒度の情報を大量に集める点で、利用目的の特定と第三者提供の統制が問われることである。
具体例
経済産業省の方針のもとで各電力会社がスマートメータへの取替えを進めてきた。監査人は、計量データの利用目的が約款や利用者への通知と一致しているか、第三者提供の同意取得と提供の記録が残っているか、アクセスできる役職が限定されているかを証拠として確かめる。
試験での引っ掛け
省力化だけの仕組みと捉えると誤る。需給調整(デマンドレスポンス)と停電検知の高速化まで含めて問われる。一方で30分値は在宅・不在や生活パターンを推定でき、個人に関する情報として保護措置が要る。可視化しているという説明だけでは、誰がどの粒度のデータを見られるのかを確かめたことにならない。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。