パネル調査・ID-POS分析とは?ぱねるちょうさ・あいでぃーぽすぶんせき
パネル調査・ID-POS分析とは、同じ対象者を継続して観測し変化そのものを捉えるのがパネル調査、会員IDと結び付いた購買時点データを分析するのがID-POS分析。誰がいつ何を買ったかを個人単位で追えるため、併買、離反、ブランドの乗り換えといった行動の移り変わりを実データで確かめられる。
最終更新:2026-10-06
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売上の合計が横ばいでも、中身は毎年入れ替わっているかもしれない。既存客が去った分を新規で埋めている会社と、既存客が残っている会社では、次に打つ手も投資先もまったく違う。集計値では見えないこの入れ替わりを可視化するために同じ個人を追い続ける観測が要る。経営会議では「売上の増減ではなく、誰が残り誰が去ったかで施策を評価する」と説明する。
具体例
インテージのSCI(全国消費者パネル調査)や、共通ポイントのPonta・楽天ポイントに紐づく購買データが代表例。値引き期間中に買った顧客の8割が終了後に他ブランドへ移っていると分かれば、その販促は新規獲得ではなく利益の先食いだったと判断し、次期は販促費をポイント付与へ振り替える。
試験での引っ掛け
毎回異なる対象者に聞く横断調査では個人の変化を追えず、集計値が同じでも中身の入れ替わりが見えない、という違いが要点になる。またパネルは期間が長くなるほど脱落と回答慣れが生じ、母集団を代表しなくなるため、継続率の管理を欠いた結果をそのまま実態として報告するのは誤りになる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。