IT資産管理(ソフトウェア資産管理)とは?あいてぃしさんかんり
IT資産管理(ソフトウェア資産管理)とは、組織が持つPC・スマートフォン・サーバとソフトウェアのライセンスを、調達から廃棄まで一件ずつ把握し続ける活動。ソフトウェア資産管理では、保有ライセンス数と実際の導入数の一致に加え、版とサポート期限の把握までを含む。脆弱性対応を成り立たせる前提になる。
最終更新:2026-10-06
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修正プログラムの適用を指示しても、どの端末に何が入っているか分からなければ、指示は把握できている範囲にしか効かない。台帳に載っていない端末は更新されないまま社内網につながり続ける。加えてライセンス違反は監査で費用の追徴につながる。守りと契約の両面から、機器と権利を数える運用が欠かせなくなった。
具体例
一般社団法人ソフトウェア協会はソフトウェア資産管理の評価基準を公開し、SAMコンサルタントの認定も行っている。実務では半期ごとに台帳と実機を突き合わせる棚卸しを行い、返却されていない貸与PCや、許可していない無償ソフトの導入を洗い出す。
試験での引っ掛け
ライセンスの本数合わせだけがソフトウェア資産管理ではなく、版・サポート期限・設置場所の把握を含む。また情報資産台帳が「守るべき情報」を分類するのに対し、こちらは「保有する機器とライセンス」を数えるものであり、対象が違う点で混同を誘われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問17(IPA)
出典:令和4年度 公開問題 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 問51(IPA)
A社は、金属加工を行っている従業員50名の企業である。同業他社がサイバー攻撃を受けたというニュースが増え、A社の社長は情報セキュリティに対する取組が必要であると…
正解:(三),(四)
要点:最新化には自動適用ツールと非標準ソフトの排除が要る
評価が不完全なのはOSと標準ソフトではなく、実態が把握できていない非標準ソフトである。したがって、全PCへ修正プログラムを自動適用できるIT資産管理ツールを導入して更新漏れをなくすことと、非標準ソフトの導入を禁止して既存分を強制的に削除することの二つが有効な追加対策になる。EDRやSIEMは侵害の検知・分析の仕組みであり、ソフトウェアを最新に保つ対策ではない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。