メンテナンスウィンドウ(計画停止)とは?めんてなんすうぃんどう
メンテナンスウィンドウ(計画停止)とは、保守作業のためにサービスを止めてよいと、提供側と利用側で事前に合意した時間帯。合意済みの停止を稼働率の計算に含めるか除くかを取り決めておくことが要点で、この定義の食い違いがサービスレベル合意をめぐる紛争の火種になる論点として問われる。
最終更新:2026-10-06
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修正プログラムの適用も機器の交換も、動かしたままではできない。一方で利用側は「いつ止まるか分からない」状態では業務の予定を組めない。停止そのものを無くすのではなく、止めてよい時間帯をあらかじめ決めて双方の予定へ組み込む——という折り合いの付け方が、サービス合意の実務として定着した。
具体例
毎月第3日曜の2時から6時を枠として定め、実施の2週間前までに通知する、と合意書に書く。緊急の脆弱性対応でこの枠の外に止める必要が生じた場合に備え、事前承認を誰から得るか、告知をどう出すか、稼働率の算定でどう扱うかを別の条項として置いておく。
試験での引っ掛け
枠を確保していれば自由に止めてよいわけではなく、通知期限や年間の実施回数の上限が合意に付くのが通例で、それを超えれば合意違反になる。使わなかった月の枠を翌月へ繰り越す扱いも通常は認められない。可用性の実測値を語る際は、この枠を除いた数字かどうかを必ず確かめる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問42(IPA)
サービス提供者と顧客との間で,新サービスの可用性に関するサービスレベルの目標を定めたい。次に示すサービスの条件で合意するとき,このサービスの稼働率の目標値はどれ…
正解:98.0%以上
要点:稼働率は提供時間から停止時間を引いて提供時間で割る
サービス提供時間は営業日5日×1日10時間で週50時間となる。許容される停止は合計1時間以内なので、稼働時間は49時間以上。稼働率は49÷50=0.98、すなわち98.0%以上が目標値となる。
出典:平成30年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問40(IPA)
合意されたサービス提供時間が7:00~19:00であるシステムにおいて,ある日の16:00にシステム障害が発生し,サービスが停止した。修理は21:00まで掛かり…
正解:75
要点:可用性はサービス提供時間を分母に稼働割合で計算する
可用性は、合意されたサービス提供時間に対して実際にサービスを提供できた時間の割合で求める。提供時間は7:00から19:00までの12時間、停止は16:00から提供終了の19:00までの3時間なので、稼働時間は9時間となる。9÷12=0.75となり、可用性は75%である。提供時間外の停止(19:00以降)は計算に含めない点が要点である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。