RTT(ラウンドトリップタイム)とは?らうんどとりっぷたいむ
RTT(ラウンドトリップタイム)とは、データを送ってから相手の応答が戻るまでの往復時間で、pingやTCPの三方向ハンドシェイクから測定できる。片道遅延のおよそ2倍にあたり、TCPはこの実測値から再送タイムアウト(RTO)を算出する。スループットは概ねウィンドウサイズをこの値で割った上限に縛られる。
最終更新:2026-10-06
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帯域を増やしても速くならない現象を説明するために要る指標である。伝送距離と機器の処理時間で決まる部分は回線の増速では縮まず、応答を待って次を送る設計ではその回数だけ往復時間が積み上がる。支援士では、TLSやVPNを重ねて往復が増えることの性能影響や、応答時間の変化から異常を見つける監視の話として出てくる。
具体例
東京と大阪の拠点間で20ミリ秒、そこへTLSハンドシェイクの往復が加わると接続確立だけで数十ミリ秒かかる。1画面あたり100回のAPI呼出しをする作りでは待ち時間が数秒積み上がるため、打ち手は帯域増強ではなく呼出しの一括化になる。
試験での引っ掛け
帯域との混同が定番。RTTは1往復の速さ、帯域は単位時間あたりに運べる量で、どちらが不足しているかで打ち手が変わる。混雑時はキュー滞留で値が伸びるため、平均だけでなくばらつき(ジッタ)も併せて見る必要がある。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。