所要期間見積り(資源カレンダー)とは?しょようきかんみつもり・しげんかれんだー
所要期間見積り(資源カレンダー)とは、アクティビティごとに必要な作業期間を見積もるプロセスと、そこで用いる要員・設備の稼働可能日を示す情報。資源カレンダーには休日や他業務との掛け持ち、稼働率が入っており、これを当てて初めて工数が現実的な暦日へ変わる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
工数を人数で割れば期間が出るという計算は、担当者がその期間ずっと張り付くという架空の前提に立っている。実際には兼務・休暇・教育・社内会議で稼働は目減りし、特定のスキルを持つ要員は決まった時期しか空いていない。この現実をスケジュールへ持ち込む道具が資源カレンダーで、これを飛ばした計画は着手初日から遅れ始める。
具体例
工数40人時の作業でも、担当者がその期間に50%しか稼働できないなら所要期間は10日になる。年末年始や大型連休、経理部門の締め作業をカレンダーへ入れておけば、その期間をまたぐ作業の期間が自動的に伸び、後から「そこは動けない」と言われずに済む。
試験での引っ掛け
工数(人時・人月)と期間(日数)は別物で、稼働率と要員数を介して換算する。また人を倍にしても期間が半分にならない作業があり、引継ぎや教育の負荷が増える分だけ効率は落ちる。要員追加で期間を縮める前提の計画は破綻しやすい。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
PMBOKによれば,アクティビティの所要期間を見積もる際の資源カレンダーの用途として,適切なものはどれか。
正解:アクティビティが必要とする資源を利用できる作業日及びシフトを取得する。
要点:資源カレンダーは資源が稼働できる日とシフトを示す情報
資源カレンダーは、要員や設備といった資源がいつ利用可能かを示す情報で、稼働可能な作業日、シフト、休日、既に他の作業に割り当てられている期間などを記録する。所要期間の見積りでは、必要工数だけでなく資源が実際に使える日数が期間を左右するため、資源カレンダーが入力として使われる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。