重み付けマイルストーン法とは?おもみつけまいるすとーんほう
重み付けマイルストーン法とは、出来高(EV)の測り方の一つで、期間の長いワークパッケージの内部に中間マイルストーンを置き、それぞれへ獲得できる出来高の割合を割り当てて、通過するたびに計上する方式。完了まで出来高がゼロのままにならず、長い作業でも進捗を客観的に測れる。
最終更新:2026-10-06
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EVMは「どれだけ価値ができたか」で進捗を測るが、数か月かかる作業を完了時に一括計上すると、その間の出来高が伸びず、進捗が実態より悪く見える。逆に担当者の自己申告の%で計上すれば、90%のまま何週間も動かない申告が生まれる。検証できる通過点を先に決めて重みを付けるのは、この主観を排して第三者が確かめられる形にするためである。
具体例
設計作業に「基本設計完了30%」「詳細設計完了70%」「レビュー承認100%」と重みを置き、成果物の承認をもって通過と認めて出来高を計上する。承認を通過の条件にしておけば、作りかけの状態で出来高だけが進む事態を防げる。
試験での引っ掛け
0/100法は完了時に一括計上するため期間の短い作業向き、50/50法は着手時50%・完了時50%。期間の長い作業へ0/100法を当てると進捗が実態より悪く出る。重みは工数比ではなく獲得する出来高の割合で、合計は必ず100%になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問6(IPA)
WBSを構成する個々のワークパッケージの進捗率を測定する方法のうち、ワークパッケージの期間が比較的長い作業に適した、重み付けマイルストーン法の説明はどれか。
正解:設計書のレビューを完了したら60%、社内承認を得たら80%というように、あらかじめ設定した作業の区切りを過ぎるごとに計上する進捗率を決めておく。
要点:重み付けマイルストーン法は節目ごとの進捗率を事前に定める
重み付けマイルストーン法は、ワークパッケージの途中に複数の中間節目を設定し、各節目の通過時点で計上する進捗率をあらかじめ決めておく方法である。期間が長い作業でも節目ごとに客観的な進捗が計上でき、作業が長期間0%のまま停滞して見えることを防げる。0/100法や50/50法のような固定比率法、期間の経過比で測る方法とは区別する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。