VXLANとは?ぶいえっくすらん
VXLAN(Virtual eXtensible LAN、RFC 7348)は、レイヤ2フレームをUDPでカプセル化してレイヤ3網の上を運ぶオーバレイ技術。24ビットのVNIでセグメントを識別するため、IEEE 802.1Qのタグが持つ4,094という上限を越え、約1,677万のセグメントを表現できる。
最終更新:2026-10-06
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データセンタでは仮想マシンを自由に移動させたい一方、L2セグメントを広げるとブロードキャストとSTPの影響範囲まで一緒に広がってしまう。物理はL3で組んで障害範囲を閉じ込め、必要なL2だけを論理的に重ねられれば両立する。加えて、多数のテナントを収容する事業者ではVLAN IDの4,094という上限が現実の制約になっていた。この2つを同時に解いたことで、いまのデータセンタ設計の前提技術になった。
具体例
ラック間や拠点間をL3で結んだ上に、トンネル端点となるVTEP(物理スイッチや仮想スイッチ)どうしでトンネルを張り、仮想マシンをIPアドレスを保ったまま別ラックへ移す。所在するMACとIPの配布にはBGP EVPNを組み合わせる構成が標準的。
試験での引っ掛け
カプセル化でヘッダが50オクテット程度増えるため、下位網のMTUを大きく(ジャンボフレーム)しておかないと断片化や到達不能が起きる。VNIは24ビットだが、実際に使えるセグメント数は機器のテーブル容量に縛られる。既定でUDPの4789番を使うため、経路上でのハッシュによる負荷分散が効きやすい点も他のトンネル技術との違い。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。