MIBとは?みぶ
MIBとは、SNMPで読み書きできる管理項目を、ツリー構造で体系化した定義の集まり。各項目はOID(オブジェクト識別子)という数字を「.」で連ねた並びで一意に指す。機種を問わず共通の標準MIBと、ベンダが独自の項目を定義する拡張MIB(プライベートMIB)がある。
最終更新:2026-10-06
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監視の対象はポートの受信量、CPU使用率、筐体の温度と多岐にわたり、機種ごとに持っている情報も違う。取得の手順だけ決めても「何を」の名前が揃わなければ、機種ごとに監視ツールを作り直すことになる。そこで項目に階層化された番号を与え、標準部分と各社の独自部分を同じ木の枝として並べられるようにした。設計では、監視要件に必要な項目が対象機器で取れるかの確認が要る。
具体例
インタフェースの受信オクテット数は標準MIB-IIのifInOctets(OIDは1.3.6.1.2.1.2.2.1.10)で取得できる。IETFがRFC 1213で標準部分を定め、各社の独自項目はenterprises配下にぶら下がる。
試験での引っ掛け
MIBは項目の定義=枠組みであって、値を集めて貯める監視サーバではない。値を持っているのは各機器のエージェント。取得の手順を決めるのがSNMP、取得できる対象を決めるのがMIBという分担で問われる。機器固有の情報は標準MIBには無く、ベンダのプライベートMIBを読み込ませる必要がある点も狙われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(IPA)解説で登場
ネットワークのトラフィック管理において、測定対象の回線やポートなどからパケットをキャプチャして解析し、SNMPを使って管理装置にデータを送信する仕組みはどれか。
正解:RMON
要点:RMONは回線のパケットを解析しSNMPで報告する遠隔監視機構
RMON(Remote Network MONitoring)は、回線やポートを流れるパケットを取り込んで統計を取り、その結果をRMON MIBとして保持してSNMPで管理装置へ渡す仕組みである。個々の機器の状態を表す通常のMIBと違い、セグメント全体のトラフィック量や上位通信ホストなど回線そのものの状況を測れる点が特徴である。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの3 技術要素 > 4. ネットワーク管理 > (3) SNMPに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。