RMONとは?あーるもん
RMONとは、回線上を流れるパケットをプローブが常時取り込んで統計にまとめ、SNMPでマネージャへ渡す遠隔監視の枠組み。利用率やエラー数に加え、通信量の多いホスト(host)や通信相手の組合せ(matrix)まで採れるため、機器単体の状態ではなくセグメント全体の傾向が見える。
最終更新:2026-10-06
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標準MIBで取れるのは、そのポートを何オクテット通ったかという機器から見た数字だけで、「誰が誰と話して帯域を食っているか」は分からない。かといって全パケットをマネージャまで運べば、監視のトラフィック自体が回線を圧迫する。現場に置いたプローブが集計まで済ませて結果だけを上げる形にすることで、広域にまたがる遠隔監視を成立させた。
具体例
帯域を圧迫している端末を特定するとき、RMONのhostグループで送受信量の上位を、matrixグループで通信相手との組合せを見る。IETFがRFC 2819(RMON1)とRFC 4502(RMON2)で定義している。
試験での引っ掛け
RMONはSNMPとは別のプロトコルではなく、MIBの一種として定義された管理項目の集まりである。またRMON1が扱うのはL2までの統計で、ネットワーク層より上のプロトコル別統計を採るにはRMON2が要る。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(IPA)
ネットワークのトラフィック管理において、測定対象の回線やポートなどからパケットをキャプチャして解析し、SNMPを使って管理装置にデータを送信する仕組みはどれか。
正解:RMON
要点:RMONは回線のパケットを解析しSNMPで報告する遠隔監視機構
RMON(Remote Network MONitoring)は、回線やポートを流れるパケットを取り込んで統計を取り、その結果をRMON MIBとして保持してSNMPで管理装置へ渡す仕組みである。個々の機器の状態を表す通常のMIBと違い、セグメント全体のトラフィック量や上位通信ホストなど回線そのものの状況を測れる点が特徴である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。