SNMPとは?えすえぬえむぴー
SNMPとは、監視サーバ側のマネージャと、機器側のエージェントという役割分担でネットワーク機器を監視・制御する管理プロトコル。値の読み取りはGetRequest、設定変更はSetRequestをUDPの161番宛に送って行い、機器側で異常が起きたときだけエージェントがUDPの162番へTrapを上げる。扱える項目の定義はMIBが持つ。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
機器が数台なら人が順に見て回れるが、拠点をまたいで数百台になると、機種ごとに違う管理画面へ入る運用は成立しない。どの機種でも同じ手順で同じ項目を読めるようにするため、項目の並べ方(MIB)と読み書きの手順(SNMP)を分けて標準化した。この分業のおかげで、ベンダ固有の情報も同じ枠組みのまま扱える。
具体例
各スイッチのポートのトラフィック量をポーリングで定期取得してグラフ化し、リンクダウンだけはTrapで即時に上げさせる。ZabbixやMRTGといった監視ツールがこの方式で動いている。
試験での引っ掛け
v1とv2cの識別はコミュニティ名を平文で送るだけで暗号化も無く、認証と暗号化に対応したのはv3から。ポーリングはマネージャから定期的に取りに行く方式、Trapは事象が起きたときにエージェントから上げる方式で、向きが逆である点も問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(IPA)
ネットワークのトラフィック管理において、測定対象の回線やポートなどからパケットをキャプチャして解析し、SNMPを使って管理装置にデータを送信する仕組みはどれか。
正解:RMON
要点:RMONは回線のパケットを解析しSNMPで報告する遠隔監視機構
RMON(Remote Network MONitoring)は、回線やポートを流れるパケットを取り込んで統計を取り、その結果をRMON MIBとして保持してSNMPで管理装置へ渡す仕組みである。個々の機器の状態を表す通常のMIBと違い、セグメント全体のトラフィック量や上位通信ホストなど回線そのものの状況を測れる点が特徴である。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの3 技術要素 > 4. ネットワーク管理 > (3) SNMPに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。